システムエンジニアの副業案件を獲得したいものの、クライアントの新規開拓に不安を感じていませんか?
筆者自身もそのような不安を抱えていましたが、副業エージェントを活用することで副業案件を獲得でき、今年でフリーランス7年目を迎えます。
当記事では、システムエンジニアの副業案件を獲得する方法を中心に、具体的な業務内容や単価相場について解説します。
実際に6社副業エージェントを利用した筆者がおすすめする、システムエンジニアの案件が豊富な副業エージェントは以下の2社です。
サービス名 | 【第1位】![]() エンジニアデータバンク | 【第2位】![]() |
総合評価 | ||
ユーザー数 | 非公開 | 45万名以上 |
マージン | 無料 | 非公開 |
特徴 | ・週1/夜間だけ参画できる副業案件が豊富 ・仲介手数料(マージン)がかからない ・クライアント企業に直接連絡できる | ・エンジニア登録者数No1のエージェント ・フルリモート可能な高単価案件が豊富 ・ユーザーの平均年収881万円 |
支払サイト | 15日サイト | 15日サイト |
公式HP | 公式HP | 公式HP |
システムエンジニアの副業内容・単価相場は?
システムエンジニアの仕事は、顧客の要求をヒアリングして仕様を決定し、システム開発における上流工程を担当します。システムエンジニアが担当する上流工程は「要件定義」「基本設計」「詳細設計」「テスト」に大別できます。
要件定義:顧客にヒアリングし、システム開発に必要な開発期間や費用を算出し、顧客の要望をどのように実現するかを決定します。
基本設計・詳細設計:要件定義をもとに、システムにどのような機能を実装するか、表示方法や操作方法はどのような形で行うかなどの仕様を決定します。
テスト:開発が完了しシステムが形になった後、システムがきちんと設計通り動作するかテストします。
フリーランスで働くシステムエンジニアの年収レンジは、700万円〜1,000万円です。月収換算すると、60万円〜90万円/月のレンジの案件を請け負っているエンジニアが多いようです。
実務経験3年以上のシステムエンジニアに限りますが、土日稼働、週1日〜2日稼働の副業案件であれば、20万円〜40万円/月の案件が多いです。
システムエンジニアの副業案件を最も効率良く獲得する方法
システムエンジニアの副業案件を獲得する最も効率の良い方法は、副業エージェントを活用することです。自力でクライアントを新規開拓する必要がなく、本業に集中できます。
以下で、システムエンジニアの副業案件が豊富な副業エージェントを厳選して2社ご紹介します。
エンジニアデータバンク:週1日・リモート・夜間だけ参画できる副業案件が豊富

- 週1日/フルリモート/夜間だけ参画できる副業案件が豊富
- ユーザー同士で交流したりナレッジシェアできる
- クライアント企業と直接連絡できる
- 仲介手数料(マージン)がかからない
- 案件に自分で応募して交渉する必要あり
『エンジニアデータバンク』に登録すると、副業案件に応募したり、SNS機能を用いた登録者同士の交流、ナレッジシェアなどのサービスを無料で利用できます。
クライアント企業と直接連絡が可能であり、仲介手数料がかからないので、副業を始めたい多くのエンジニアから人気を集めています。
週1日・フルリモート・夜間だけの参画が可能なので、案件を掛け持ちしたいフリーランスや副業を始めたいエンジニアにおすすめです。
レバテックフリーランス:エンジニアの登録者数No1のエージェント

- フルリモート可能な副業案件が豊富
- 担当者のヒアリングや提案が丁寧
- エンド直請け高単価案件が豊富
- ブランク期間を空けないよう調整してくれる
- 実務経験が浅いと案件紹介は不可
『レバテックフリーランス』は、エンジニアの登録者数・業界認知度No1の案件獲得サイトです。
フルリモート可能な高単価案件が豊富で、稼働しているエンジニアの平均年収は881万円です。
Webやインフラなどスキル別に担当カウンセラーが分かれているため、マッチングの精度が高くユーザー満足度が高いです。
システムエンジニアの副業案件例(週2日・土日・フルリモート)
副業エージェントに掲載されているシステムエンジニアの副業案件例をご紹介します。
週1〜2日稼働できるシステムエンジニアの副業案件例
以下の案件は「週1〜2日の稼働でも参画できる」副業案件です。
案件 | 【PM】社内DXを推進するSE募集! |
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月収 | 〜700,000円 |
業務内容 | 社内SEとして、会社内データ、営業データなど、様々な情報をZapierなどのノーコードツールを用いて整理し、社内DXを推進していただきます。 必要に応じて、ヘルプデスクやキッティング周りの対応もいただける方がベストです。 |
スキル | ・ノーコードツールの使用経験 ・社内データ統合、整理の経験 ・PJ規模を問わず、DX推進の経験 ・Zapier使用経験 ・SFへのデータ移行経験 ・ヘルプデスク経験 |
土日に稼働できるシステムエンジニアの副業案件例
以下の案件は「土日のみの稼働でも参画できる」副業案件です。
案件 | 日本最大級CtoCフリマアプリを運営!社内システムエンジニア募集 |
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月収 | 〜300,000円 |
業務内容 | 日本最大級CtoC向けフリマアプリにて、新決済・金融サービスの企画・開発機能実装をお手伝いいただきます。 具体的にはKintoneやslack、ネットスイートなどのクラウドソリューションをシステムと連携させる、開発スクリプトのコーディング業務を担って頂きます。 |
スキル | ・クラウドシステムと社内システムの連携経験 ・JavaScriptなどスクリプト言語でのコーディング ・RestAPIとシステムの繋ぎ込みなどのご経験 |
フルリモートで稼働できるシステムエンジニアの副業案件例
以下の案件は「フルリモートOK」な副業案件です。
案件 | 【上流(エンジニア)】システム運用保守の求人・案件 |
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月収 | 〜850,000円/月 |
業務内容 | 主に下記作業をご担当いただきます。 -アカウント管理に関わるシステムの運用保守作業 -プロジェクト推進作業 -その他各種権限やアカウント管理に関わるシステム作業 -その他管理作業や調整作業や予算管理 |
スキル | ・PowerShellを用いたActiveDirectoryおよびAzureADの運用経験 ・ActiveDirectoryの運用経験 ・運用プロセス構築や運用設計経験 ・英語でのグローバルチームとのやりとり ・案件やプロジェクト経験 ・プロジェクトマネージャー経験 ・プログラミングやテスト経験 |
システムエンジニアが副業を始めるメリット
週2日の稼働で30万円/月の収入が得られることも
副業エージェントに掲載されている案件をのぞくと、実務経験が3年以上あるシステムエンジニアであれば、週2日の稼働で30万円/月〜の案件に応募可能です。
会社員として月収を30万円増やすことはかなり難しいですが、エージェント経由で副業案件を獲得できれば容易に達成できます。ただし、実務経験が浅いシステムエンジニアは副業案件を紹介してもらえない可能性が高いです。
トレンドをキャッチアップできる
副業を行うことは様々な制作・開発現場に参画することになるので、トレンドをキャッチアップする機会が増えます。
副業で知識やスキルレベルを上げておくことで、本業での裁量が大きくなるなど、現職での昇給・昇格も期待できます。また、転職・独立する際にシステムエンジニアとしての市場価値も高く評価されます。
フリーランスとして独立を目指しやすくなる
副業先で成果を出すことができれば、フリーランスとして業務委託契約を打診され独立できたり、正社員として高待遇でヘッドハンティングされることがあります。
将来的にフリーランスのシステムエンジニアとして独立したい方にとって、副業は最も近道で効率的な手段です。
システムエンジニアが副業を始めるデメリット
システムエンジニアが副業を行うデメリットは以下の通りです。
・副業収入が20万円/年を超えると確定申告する必要あり
・確定申告する場合は日々の帳簿付けが必要
・本業に支障をきたす可能性がある
・副業禁止の会社で副業がバレると解雇されることも
・実務経験が浅いと条件交渉が難しい
上記の通り、副業収入が一定のラインを超えると確定申告する必要があります。もし、確定申告を怠ると本来徴収される税金に加え無申告加算税が上乗せされるので注意が必要です。
また、確定申告に伴い勤務先に副業がバレてしまう可能性があることも頭に入れておきましょう。副業が許可されている場合でも、副業収入の制限や申請の義務など、就業規則で定められているケースがあるので確認しておきましょう。