【徹底比較】債務整理におすすめの法律事務所12選！ランキング形式でご紹介

「取り立ての催促が厳しい」「借金返済で生活が苦しい」と悩んでいる方は、できるだけ早いうちに法律事務所で債務整理の相談をすることをおすすめします。

一方で、債務整理を行う法律事務所は全国に数多くあり、何を基準に選べばいいか分からない方も多いかと思います。そこで、当記事では徹底的な比較検証を行い、おすすめの法律事務所(司法書士含む)を厳選してご紹介します。比較検証では、以下の3項目に焦点を当てました。

①トータルコスト(相談料/着手金/解決報酬金など)
②債務整理の相談実績総数
③実際に債務整理を利用したユーザーの口コミ良好度

債務整理を行うメリットやデメリット、債務整理に強い法律事務所の選び方についても解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

当サイトがおすすめする債務整理に強い事務所はサンク総合法律事務所・弁護士法人響の2社。債務整理の相談実績が豊富で、職場や家族に知られず手続きも可能です。

業社名	【第1位】 サンク総合法律事務所	【第2位】 弁護士法人響
総合評価
初回相談	無料	無料
着手金 (任意整理)	55,000円～/件	55,000円～/件
解決報酬金 (任意整理)	11,000円～/件	11,000円～/件
減額報酬額	減額の11％	減額の11％
過払い金請求 報酬金	回収額の22% （訴訟の場合27.5%）	回収額の22% （訴訟の場合27.5%）
営業時間	平日9:30〜18:30	平日9:00〜18:00
特徴	・債務整理の相談実績件数は毎月600件以上 ・家族や職場に知られず債務整理できる ・何度でも相談無料 ・初期費用無料・分割払いOK	・債務整理の累計相談実績45万件以上 ・家族や職場に知られず債務整理できる ・24時間365日体制で全国から相談を受付
公式サイト	公式HP	公式HP

債務整理は弁護士と司法書士どちらに依頼するのがおすすめ？

弁護士に債務整理を依頼するメリット

弁護士は借金の総額に制限がなく、どのような債務整理にも対応しています。

一方で、司法書士は法律で借金総額が1社につき140万円以下の場合に限り、債務整理の相談や交渉を行うことが認められています。つまり、借金が1社につき140万円を超える場合は、弁護士に依頼する必要があります。

また、債務整理の過程で裁判が必要になる場合、弁護士は裁判所に提出する書類の作成や、裁判での代理人としての役割を担うことができます。

特に、個人再生や自己破産などの法的手続きが必要な債務整理においては、弁護士のサポートが必要不可欠です。

司法書士に債務整理を依頼するメリット

前述の通り、借金総額が1社につき140万円以下の場合、司法書士に債務整理を依頼することができます。

司法書士は弁護士に比べて依頼費用が安いので、相談料や着手金、解決報酬金を含めたトータルコストを安く抑えることができます。

弁護士事務所と同様で、初回相談料は無料であるケースが多いので、初めて債務整理を依頼する方でも気軽に相談できます。

債務整理に強い法律事務所ランキングTOP12

第1位：弁護士法人サンク総合法律事務所

所在地	東京都中央区八丁堀4-2-2　UUR京橋イーストビル2階
対応エリア	全国
営業時間	平日：9:30〜18:30
初回相談	無料
着手金(任意整理)	55,000円～/件
解決報酬金(任意整理)	11,000円～/件
減額報酬額	減額の11％
過払い金請求	回収額の22%(訴訟の場合27.5%)

『サンク総合法律事務所』は、債務整理の相談実績件数は毎月600件以上あり、債務整理に強い弁護士が多く在籍しています。何度でも相談無料なので、初めて債務整理を依頼する方でも気軽に相談できます。

スピーディーな対応が口コミでも好評で、債務整理依頼後その日中にに取り立てがストップすることができます。着手金など弁護士費用の分割払いに対応しており、初期費用を抑えつつ債務整理を進めることができます。

女性弁護士が在籍しているため、男性の弁護士には相談しにくいという方にもおすすめです。公式サイトから債務の減額が可能か、どのくらい減額ができるを簡単にチェックできるので、ぜひ無料診断を試してみてください。

第2位：弁護士法人・響

所在地	東京都新宿区北新宿2-21-1 新宿フロントタワー14階
対応エリア	全国
営業時間	平日：9:00〜18:00
初回相談	無料
着手金(任意整理)	55,000円～/件
解決報酬金(任意整理)	11,000円～/件
減額報酬額	減額の11％
過払い金請求	解決報酬金：22,000円 回収額の22%(訴訟の場合27.5%)
自己破産	着手金：330,000円～ 報酬金：220,000円～
個人再生	着手金：330,000円～ 報酬金：220,000円

『弁護士法人・響』は、債務整理の累計相談実績45万件以上あり、業界でもトップクラスの実績を誇ります。メディアにも多数出演する弁護士が所属しており、知名度が高い法律事務所です。

東京や大阪、札幌、兵庫、香川、福岡、沖縄など、全国に複数の店舗を構えており、オフィスにて対面で相談しやすい環境があるのも弁護士法人・響の強みです。

相談料は何度でも無料で弁護士費用は分割払いが可能なので、初期費用を抑えつつ債務整理を進めることができます。

第3位：弁護士法人ユアエース

運営事務所	弁護士法人ユアエース
所属弁護士会	第一東京弁護士会
代表者	正木 絢生（第一東京弁護士会・第56463号）
完済した債務の 過払い金請求	相談料：0円 基本報酬：0円 過払い報酬：22％
返済中の債務整理 過払い金請求	相談料：0円 着手金：55,000円〜 報酬金：債権者1件につき11,000円〜 減額報酬：0円 過払い報酬：22％
個人再生	着手金：330,000円～ 報酬金：220,000円～
自己破産	着手金：330,000円～ 報酬金：220,000円～

『ユアエース法律事務所』代表の正木弁護士は、ラジオでレギュラー番組を持っていたり、テレビ番組に出演するなど、メディアでの露出が多いので名前を知ってる方も多いのではないでしょうか。

債務整理における累計相談実績は17万件以上あり、ユアエース法律事務所の公式サイトには、以下に該当するような場合にご相談くださいとの記載があります。

・借入額が年収の3分の1以上ある
・別会社でお金を借りて借金を返済する自転車操業が始まっている
・毎月の返済が苦しく滞納しがちである
・返済しても残高が減らないと感じる

債務整理の手続きを弁護士に依頼すると、早い段階で督促や取り立てを止めることができます。

第4位：弁護士法人東京ロータス法律事務所

所在地	東京都台東区東上野1丁目13番2号成田第二ビル2階
対応エリア	全国
営業時間	10:00〜20:00
過払い金返還請求	着手金：なし 報酬金：なし 減額報酬：なし 過払い金報酬：回収額の22％
任意整理	着手金：22,000円/件 報酬金：22,000円/件 減額報酬：11％ 過払い金報酬：回収額の22％ ※訴訟となった場合は回収額の27.5％
個人再生	着手金：330,000円 報酬金：330,000円 諸費用：55,000円 住宅ローン特則有の場合：110,000円
自己破産	着手金：220,000円 報酬金：220,000円 諸費用：55,000円 管財人引継予納金：200,000円～
相談料	無料
受任実績	7,000件以上

『東京ロータス法律事務所』は、債務整理や借金問題に強い弁護士事務所です。以前は岡田法律事務所という屋号でしたが、弁護士法人となったため、弁護士法人東京ロータス法律事務所に名称を変更しています。

任意整理であれば、着手金2.2万円、報酬金2.2万円、減額報酬11%、過払い金報酬は回収額の22%で対応してもらうことができ、債務整理の実績は7,000件以上と業界トップクラスです。

過払い金請求であれば、相談料・着手金無料で対応してもらえるので気軽に相談できます。

第5位：弁護士法人あまた法律事務所

所在地	東京都文京区本郷２丁目39-6 大同ビル5F
対応エリア	全国
代表	豊川祐行
過払い金請求	着手金：無料 報酬金：過払金回収による報酬 22%(訴訟による回収は25%+税) その他の債権回収：25%+税
任意整理	着手金：66,000円 減額報酬：10%+税 過払金回収による報酬20%+税 （訴訟による回収は25%+税） 実費：応訴対応の交通費（日当は無料）
個人再生	着手金：住宅条項無し440,000円・住宅条項あり550,000円 報酬金：過払金回収による報酬20%+税 （訴訟による回収は25%+税）
自己破産	着手金：同時廃止の場合440,000円 少額管財の場合550,000円 報酬金：過払金回収による報酬20%+税 （訴訟による回収は25%+税）

『あまた法律事務所』は、債務整理や借金問題に強い弁護士事務所です。代表弁護士を豊川祐行氏が務め、その他4名の弁護士が所属しています。

法律に関する事案を幅広く取り扱っており、中でも借金問題や詐欺問題を得意としています。あまた法律事務所の公式サイトを覗くと、債務整理に関するコラムを積極的に発信しています。

全国どこに住んでいても相談が可能で、地方に住んでいる人でも移動の手間や費用を省くことができます。相談料は無料であるため、経済的に余裕のない人でも気軽に相談できます。

第6位：弁護士法人イージス法律事務所

所在地	東京都中央区銀座6-2-1 Daiwa 銀座ビル3階
対応エリア	全国
営業時間	平日9時〜19時
過払い金	着手金 ：55,000円 回収額の22％
任意整理	着手金：44,000円〜 報酬金：10万円以上は一律22,000円
個人再生	着手金：330,000円〜 報酬金：220,000円～
自己破産	着手金：330,000円〜 報酬金：220,000円～
相談料	無料

『イージス法律事務所』は、債務整理や借金問題に強い弁護士事務所です。東京銀座に事務所を構えており、新橋駅や有楽町駅などから徒歩圏内です。

弁護士法人イージス法律事務所では次のような業務に対応しています。

・個人の対応業務：交通事故/過払い金/相続・遺言/離婚・男女問題/債務整理/不動産問題など
・法人の対応業務：顧問契約/売掛金・未払い金回収/労務管理/株主総会支援など

大規模な弁護士事務所に比べる在籍している弁護士の人数は少ないですが、全ての相談と依頼に丁寧に取り組む姿勢が評価され、顧客満足度が高い法律事務所です。

第7位：弁護士法人ひばり法律事務所

事務所名	ひばり法律事務所（旧 名村法律事務所）
対応エリア	全国
過払い金請求	着手金：0円 報酬金：0円 成功報酬：回収した金額の22％
任意整理	着手金：22,000円 報酬金：22,000円 減額報酬：11％ 経費：5,500円
個人再生	着手金：330,000円～ 報酬金：220,000円～
自己破産	着手金：220,000円～ 報酬金：220,000円～
相談料	無料
営業時間	平日 10:00〜18:00　※土日祝日は事前予約で面談が可能

『ひばり法律事務所』は、債務整理を得意とする実績豊富な弁護士事務所です。以前は「名村法律事務所」という屋号でした。

事務所名を変更した現在も、債務整理に強い弁護士やスタッフが揃っており、債務整理の案件をメインに扱っています。

ひばり法律事務所であれば、すべての借り入れをまとめて依頼できます。また、1つの債権者からの借金額が多い方でも対応してくれます。

第8位：アヴァンス法務事務所

所在地	大阪本店：大阪市中央区北浜2丁目2-22 北浜中央ビル3F
対応エリア	全国
営業時間	平日：9時30分～21時00分 土日祝：10時00分～18時00分
過払い金返還請求	着手金：11,000円～/社 解決報奨金：11,000円/社 成功報酬：取り戻した過払い金の22%
任意整理	着手金：11,000円～/社 解決報奨金：11,000円/社 減額報酬金：11%
個人再生	通常単価：418,000円 住宅資金特別条項を利用する場合：473,000円
自己破産	着手金：352,000円
相談料	無料

『アヴァンス法務事務所』は、債務整理や借金問題に強い司法書士事務所です。創業は2007年で開業から15年以上の実績があり、関西方面ではCMを放送しているのでかなりの知名度があります。

アヴァンス法務事務所では、任意整理や個人再生、自己破産、過払い金請求など幅広いサポートを行っています。債務整理を依頼すると以下のようなメリットが得られます。

任意整理：元金のみの分割返済
自己破産：借金が免責される
個人再生：減額されて分割返済

無料相談では、借入や返済状況などを詳しくヒアリングし、最適な債務整理方法を提案してくれます。

第9位：はたの法務事務所

所在地	東京都杉並区荻窪5-16-12 荻窪NKビル5階・6階
対応エリア	全国
営業時間	平日：8:30～21:30 土日祝：8:30～21:00
過払い金	取り戻した過払い金額の22％
任意整理	着手金：0円 基本報酬：22,000円〜 減額報酬：減額分の10％
個人再生	報酬：385,000円～
自己破産	330,000円～ 少額管財事件：＋220,000円～
相談料	無料

『はたの法務事務所』は、司法書士歴27年以上の実務経験がある司法書士が在籍しています。特に、債務整理や過払い金請求に強く、これまでに20万件以上の相談実績を誇ります。

相談料無料なので債務整理や過払い金請求について気軽に相談できる体制が整っており、顧客満足度95.2％と非常に高い評価を受けています。

土日祝日でも8時半〜21時は相談可能で、地方にお住まいの方は全国への出張費が無料です。相談料に加え、着手金も無料なので初期費用を抑えて債務整理を進めたい方にはたの法務事務所はおすすめです。

第10位：グリーン司法書士法人

拠点	東京・名古屋・大阪
対応エリア	全国
営業時間	平日：9:00～20:00 土日祝：10:00～17:00
過払い金返還請求	回収額の22％
任意整理	21,780円～
個人再生	330,000円
自己破産	264,000円～
相談料	無料

『グリーン司法書士法人』は東京、大阪、名古屋に拠点を置く債務整理に強い司法書士事務所です。債務整理の相談実績が豊富で、2万件以上の相談に対応してきたノウハウがあります。

以下はグリーン司法書士法人の債務整理の解決実績例です。

・住宅ローンを除く借金の金額が、過払い金の発覚や自己破産によって400万円から0円に
・月々50万円の返済だった総額180万円の借金が、任意整理によって月々27,000円の返済に減額
・再生によって、総額1,000万円の借金が100万円に減額され、月々の返済額も28,000円に

債務整理を行っていく中で過払い金が発覚するケースもあり、まとまった金額が返還されることもあります。

第11位：アース司法書士事務所

対応エリア	全国出張面談可能
任意整理	着手金：22,000円 解決報酬金：22,000円 減額報酬金：減額した金額の11％
個人再生	住宅なしの場合の着手金：330,000円～ 住宅ローン特約ありの場合の着手金 ：440,000円～ 報酬金：220,000円～
自己破産	着手金：330,000円～ 報酬金：110,000円～
相談料	無料

『アース司法書士事務所』は、過払い請求、任意整理、個人再生、遺言・相続を主な業務としています。

アース司法書士事務所はシステムが明快で、公式ホームページ上で手続きの流れがわかりやすく解説されており、料金についても計算方法が公開されています。

整理手法は任意整理が最も多く、債務総額は100万円～300万円の価格帯が多いようです。全国で出張面談を行っているので、地方在住の方でも安心して依頼できます。

第12位：イーライフ司法書士法人

所在地	東京都荒川区西日暮里５丁目２１ー６ 山本ビル３F
対応エリア	全国
任意整理	相談料：０円 解決報酬：1社辺り4万4,000円 減額報酬：消費者金融の場合、減額した額の10％
闇金対応	相談料：０円 解決報酬：1社あたり4万4,000円 減額報酬：なし
相談料	無料
営業時間	電話：24時間365日受付 / メール：24時間365日受付

『イーライフ司法書士』は、一般的な債務整理はもちろんのこと、後払い現金化や給与ファクタリングなどの違法な闇金業者にも強い司法書士事務所です。

給与ファクタリングを含む闇金被害に強い弁護士・司法書士事務所は多く存在しますが、後払い業者に対応している事務所は少数です。

闇金対応で豊富な実績があるので、他の事務所では断わられてしまった難しい案件にも対応可能です。任意整理などの債務整理全般にも対応しているため、幅広い借金問題に対応しています。

債務整理を行う法律事務所を選ぶポイント

トータルコストがいくらになるか

債務整理を法律事務所に依頼する場合、一般的に以下の費用がかかります。

・相談料
・着手金
・解決報酬金
・減額報酬金
・諸経費（事務手数料など）

債務整理の相談や見積もりは無料にしている法律事務所が多いので、複数の事務所に相談して相見積もりされることをおすすめします。

分割払いが可能かどうか

法律事務所によっては、着手金や報酬金の分割払いに対応しています。借金の返済をしつつ、債務整理の費用を払うのが不安な方は、分割払いが可能な法律事務所を選びましょう。

債務整理に際しては、借入先に介入通知書を送った段階で取り立てができなくなるので、返済再開までの時間が空きます。その間に、着手金などの弁護士費用の支払いを行っておくと、借金返済が始まった際に負担を軽減できます。

債務整理の実績が豊富かどうか

法律事務所によって専門分野が異なります。債務整理を依頼するなら、ホームページのTOPで債務整理を強みとして打ち出している法律事務所に依頼するようにしましょう。

法律事務所は、借入先の数、収入や資産状況などに応じて債務整理を行う必要があります。債務整理の実績が豊富な法律事務所に依頼するほうが、過去の事例をもとに最善の解決策を提案してもらえます。

債務整理は任意整理・個人再生・自己破産の3つの選択肢がある

任意整理：元金のみ3〜5年で返済

任意整理は、債務者と債権者が裁判所を通さずに話し合い、毎月の返済額を減らす方法です。

任意整理後の返済プランは、将来発生する利息や損害遅延金がカットされて元金のみの返済となり、3〜5年かけて分割払いで返済することが一般的です。

基本的に弁護士が債権者と交渉を代行するので、債務者本人が裁判所に提出する書類を作成したりする必要もありません。裁判所を介さないので、家族や職場に秘密で手続きを進めることができます。

個人再生：元金を1/5程度に圧縮し3年ほどで返済

個人再生は、裁判所に再生計画を認めてもらい、借金を大幅(1/5程度)に減らすことが可能です。自己破産のように自宅や車を処分する必要はありません。ただし、残った借金は原則3年で返済する必要があります。

個人再生を行うと、氏名と住所が官報に掲載されます。官報を見る人は少ないですが、職場や家族に知られる可能性がある点に注意が必要です。

自己破産：財産を手放し返済義務を免除にする

自己破産は、借金返済の見込みがないことを裁判所に認めてもらい、生活必需品以外の財産を処分して債務返済に充てる代わりに、残った借金をすべて免除してもらう手続きです。

20万円以上の財産や自宅、車など生活必需品以外のものは処分する必要があり、配偶者の預金通帳や給与明細の提出が求められるので、家族に内緒で手続きを進めるのは難しいです。さらに、自己破産も氏名や住所が官報に掲載されます。

費用は50万円ほどかかるため、借金総額が50万円以下の場合は個人再生などの手段が適しています。

債務整理を行うデメリット

一定期間クレジットカードが利用できなくなる

債務整理を行うと、信用情報機関にブラックリストに登録されます。その影響で、クレジットカードの新規作成や利用、ローンの申し込みが難しくなります。

また、家賃保証会社の審査が必要な賃貸住宅への新規入居が難しくなるケースもあり、審査に通らない可能性があります。

一般的に、信用情報は任意整理の場合5年、個人再生と自己破産の場合は5〜10年ほど保持されます。

自己破産すると不動産などの財産を失う

自己破産をすると、借金の返済が免除される代わりに、20万円以上の財産や自宅、車など生活必需品以外のものは処分される可能性があります。

財産保全の観点から、自己破産は特に慎重に検討する必要があります。

連帯保証人が借金を肩代わりする可能性も

連帯保証人がいる状態で債務整理を行うと、保証人が借金を肩代わりすることになる可能性があります。

債務整理によって債務者本人の返済責任が免除されても、保証人に返済責任が移る可能性があり、家族や友人などの関係者に大きな負担を強いることになります。

個人再生や自己破産の場合官報に住所や名前が掲載される

個人再生や自己破産を選択した場合、個人の氏名や住所が官報に掲載されます。

官報は一般人でも購読できるため、家族や知人に債務整理を行っていることを知られてしまうリスクがあります。

特定の職業に就けなくなる

自己破産をした場合、破産手続き中に限り弁護士や税理士、警備員、損害保険代理店などの職業に就けなくなります。

これらの職業は、高い信頼性と責任が求められるため、財務上の問題を抱えていると資格の取得や維持が困難になります。破産手続きが終わって復権すれば、上述の仕事もできるようになります。

債務整理に関してよくある質問

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