少額からリスクを抑えて不動産投資を始められる不動産クラウドファンディングは、直接物件を所有するのとは異なり、不動産管理の手間や費用がかからず、1口1万円という低い金額からスタートできます。
当記事では、数多くある不動産クラウドファンディングの中から、おすすめのサービスを徹底的に比較・検証し、厳選した13社を紹介します。比較検証は以下の3項目について行いました。
①想定・平均利回り
②運用期間の長さや途中で換金可能かどうか
③実績総数やユーザーの口コミ良好度
実際に複数の不動産クラウドファンディングを利用している筆者が、おすすめする不動産クラウドファンディングは以下の2社です。
サービス名 | 【第1位】 COZUCHI | 【第2位】 利回りくん |
総合評価 | ||
最低投資額 | 1口1万円 | 1口1万円 |
想定利回り | 約4〜10% | 約4.4% |
運用期間 | 11.2ヶ月 | 3ヶ月〜1年 |
実績総数 | 約100件 | 約60件 |
特徴 | ・不動産投資クラウドファンディング累計調達額No1 ・いつでも換金できる ・優先劣後方式を採用している | 不動産クラウドファンディング会員数No1 ・運用期間3か月〜1年の短期ファンド ・実績平均利回り4.4%程度の高い利回り |
公式サイト | 公式HP | 公式HP |
不動産クラウドファンディングとは?
不動産クラウドファンディングは、一般投資家から集めた資金を用いて不動産の取得・運営を行い、そこで得られた不動産収益を投資家に配当する投資手法です。
通常の不動産投資では発生する修繕や入居者管理などの業務をクラウドファンディング事業者に委託できるため、時間や自己資金に余裕がない方でも、気軽に不動産投資を始められるのが大きな特徴です。
不動産クラウドファンディングとREITの違いは?
不動産クラウドファンディングとREITの主な違いは、投資物件を選択できるかどうかという点にあります。
不動産クラウドファンディングでは、投資家自身が投資する不動産を選ぶことができるため、運用益と実際のリターンを個別に想定することが可能です。
それに対してREITは、投資家から集めた資金をプロが自動的に分散投資するため、投資家は物件選定に関与できません。分散投資によりリスクは低減されますが、大きなリターンを期待することは難しいでしょう。
物件選定に自信があり、高いリターンを目指したい方には不動産クラウドファンディングが、複数物件への分散投資でリスクを抑えつつ安定収益を狙いたい方にはREITがおすすめです。
不動産クラウドファンディングとソーシャルレンディングの違いは?
ソーシャルレンディングは、資金を必要とする企業と出資意欲のある投資家をマッチングするサービスです。ソーシャルレンディングの特徴の一つに、運営者が匿名で投資を募れる点が挙げられます。
一方、不動産クラウドファンディングでは情報開示の範囲に制限はなく、運営者情報だけでなく物件情報も開示されるため、投資家は安心して投資に踏み切ることができます。
不動産クラウドファンディングおすすめ14選
おすすめの不動産クラウドファンディングを厳選して14社ご紹介します。
【1位】COZUCHI:不動産投資クラウドファンディング累計調達額No1
- アマギフ最大50,500円プレゼントキャンペーン実施中
- 実績平均利回り4~10%
- いつでも換金できる
- 優先劣後方式を採用している
- 分配金は総合課税の対象
- 抽選の倍率が高い
『COZUCHI』は、不動産会社であるLAETOLI株式会社が運営する不動産投資クラウドファンディングです。LAETOLI株式会社は、リノベーション事業や不動産買取事業を展開しており、その本業で培ったノウハウを活かしてCOZUCHIを運営しています。
物件の賃料収入や売却予定価格等を綿密にシミュレーションし、優先劣後構造を採用することで、実績平均利回り4~10%と高い利回りを実現しています。
賃貸用マンションの案件だけでなく、数億円規模の大型ファンドを組成することもあり、投資対象となる不動産の種類が豊富です。投資期間中に現金が必要になった場合は、マイページの換金申請から手続きを行うことでいつでも換金が可能です。
COZUCHI利用者の口コミ・体験談
COZUCHIは利回りが高く、想定より上回ることも多々あり、元本割れ0の実績が何よりも心強いです。情報がわかりやすく公開されているのも安心材料の一つです。ファンド情報はもちろん、四半期ごとに発行される運用レポートも丁寧。
(引用:X)
COZUCHIまた想定利回りを超える配当をもらえそうです。想定利回り超え連発中
(引用:X)
【2位】利回りくん:不動産投資クラウドファンディング会員数No1
- 不動産クラウドファンディング会員数No1
- 運用期間3か月〜1年の短期ファンド
- 実績平均利回り4.4%程度の高い利回り
- 優先劣後方式を採用している
- 人気ファンドの抽選倍率が高い
運営会社 | 株式会社シーラ |
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想定利回り | 約4.4% |
運用期間 | 約4.4% |
主な投資先 | マンション / ビル / グループホーム |
『利回りくん』の運営会社である株式会社シーラは、2023年米ナスダックに上場した株式会社シーラテクノロジーズのグループ企業です。
利回りくんを中心としたプラットフォーム事業のほか、自社開発マンションブランドの展開、不動産資産管理、運用事業を行っております。
少額かつ短期ファンドがメインであるため、ユーザー人気が高く会員数は約28万人と業界No1です。年間想定利回りは4.4%程度ほどなので、ミドルリスク・ミドルリターンのファンドが多い印象です。
利回りくん利用者の口コミ・体験談
利回くん始めて約2年、遂に15,000pt(楽天ポイント)を突破した!毎日コツコツと ログインして、細々と運用していたら実になるもんですね。シーラさんありがとう。本当、余剰資金で活用オススメです!
(引用:X)
利回りくんの東神奈川 収益ビル案件よくわからんが、配当とは別に楽天ポイントを1,919円分くれるというので、1万円分だけ申し込んだ利回り24.08%はエグい
(引用:X)
【3位】TECROWD:新興国のビルやレジデンスが投資対象
- 優先劣後方式を採用しておりリスクが低い
- 平均利回り8%以上の実績
- 手続きは全てネットで完結
- 国際的格付を取得しているインベスコアグループが運営
- カントリーリスクがある
- 最低投資金額が1口10万円と高い
運営会社 | TECRA株式会社 |
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想定利回り | 約9% |
運用期間 | 4~30ヶ月 |
主な投資先 | マンション / ビル / グループホーム |
『TECROWD』では、急速な経済発展を遂げている新興国のオフィスビルやレジデンス、そして国内の障がい者向け集合住宅などを取り扱っています。新興国では著しい経済成長が見込まれるため、市場の拡大と高い配当収益が期待できます。
ファンドの対象となる不動産は、運営会社であるTECRA株式会社が建設・監修を手掛けており、主に新興国の富裕層向けの高級住宅や複合商業型オフィスビルが中心で、高利回りのファンドが多数用意されています。
海外不動産投資のデメリットの1つとして、不動産の建設や管理の不透明さが挙げられますが、TECROWDでは建築業や海外開発業を手掛ける日本の運営会社が施工や監修、建設を担当することで、高品質な管理体制を実現しています。
TECROWD利用者の口コミ・体験談
不動産クラウドファンディング”TECROWD”
新興国不動産に少額から投資可能。
2号ファンド”Ambassador Residence”の詳細情報も開示されました。予定運用期間24ヶ月、想定利回り8.0%です。
(引用:X)
今注目を集めているTECROWDに自分も興味津々です。
・新興国(モンゴル)に投資ができる
・非常に高い想定利回り
(引用:X)
利回り不動産:1口1万円から投資可能
運営会社 | 株式会社ワイズホールディングス |
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想定利回り | 約5.5%〜8% |
平均運用期間 | 6ヵ月〜12ヵ月 |
実績総数 | 28件 |
メリット | ・優先劣後方式を採用している ・1口1万円から少額で投資可能 ・第三者とのマスターリース契約を結んでいる |
デメリット | ・出資金が元本割れを起こすリスクがある ・途中解約や売却ができない ・抽選の倍率が高い |
『利回り不動産』は、不動産開発・仲介・賃貸業などを行う株式会社ワイズホールディングスが提供する不動産クラウドファンディングです。同社は東京に本社を置き、大阪と沖縄に支店を構えています。
これまでにホテルや商業施設など、比較的大規模な不動産開発を手がけてきた実績があります。高額な資金が必要となる不動産物件を小口化することで、少額かつ短期間での投資を可能にしています。
利回り不動産では優先劣後出資方式を採用しています。投資家から集めた資金を優先出資分、利回り不動産が出資した資金を劣後出資分として別々に管理する方式です。
運用後に損失が発生した場合、まず劣後出資分から損失が計上され、投資家が出資した資金が保護される仕組みになっています。
利回り不動産利用者の口コミ・体験談
利回りが他社と比べて高いのと同時に、運用期間が6ヶ月からと短いところが良いところだと思います。
(引用:X)
1万円からでも参加できる少額設定が魅力です。各案件は比較的早期段階で運用期間を終えるものなので、こちらも短期間で収益を出すことができます。気長な運用よりも早く儲けが欲しい人には良い仕組みだと思えました。
(引用:X)
プロパティプラス:デザイナーズマンションが投資対象
運営会社 | 株式会社リビングコーポレーション |
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想定利回り | 3.2%〜10% |
運用期間 | 3ヶ月〜16ヶ月 |
実績総数 | 18件 |
メリット | ・収益性が高いデザイナーズマンションが投資対象 ・投資リスクの軽減策が講じられている ・会員同士なら出資分を譲渡可能 |
デメリット | ・出資金が元本割れを起こすリスクがある ・出資制限がある |
『プロパティプラス』は、2021年にサービスを開始した比較的新しい不動産クラウドファンディングです。運営会社は東証プライム上場企業の飯田グループホールディングスのグループ企業であり、収益性の高い自社物件を投資対象として提供しています。
主要都市の駅から徒歩10分以内の好立地で、賃貸需要の高いデザイナーズマンションを提供しており、機関投資家や個人投資家など幅広い投資家から支持を得ています。
豊富な開発実績と高い入居率を誇る自社開発物件を活用したクラウドファンディングであるため、安定した利回りが期待できます。
プロパティプラス利用者の口コミ・体験談
スマホ一つで投資できるので、労力もかからず今風の投資だと感じています。1口1万円から投資できるのも若手からすると嬉しいポイントでした。
利回りは3%台でしたが、運用期間が1年間なので年利通りの収益が見込めます。余剰資金で運用するのであれば、とても貴重な運用手段だと感じます。
(引用:アンケート調査)
有名な飯田グループの会社が展開するクラウドファンディングということで投資を決めました。実際に不動産を所有しており賃貸事業をしていますが、クラウドファンディングの方が100倍楽です。
当たり前ですが、管理の必要等もなく、運営すべてをお任せできるので、賃貸事業に疲れた人におすすめしたいです。
(引用:アンケート調査)
大家どっとこむ:業界では珍しく出資持ち分の譲渡可能
運営会社 | 株式会社グローベルス |
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想定利回り | 3.5%〜10% |
運用期間 | 3ヵ月〜12ヵ月 |
実績総数 | 43件 |
メリット | ・1口1万円から少額で投資可能 ・優先劣後方式を採用 ・物件の運用・管理が不要 ・出資持ち分の譲渡が可能 |
デメリット | ・出資金が元本割れを起こすリスクがある ・抽選の倍率が高い |
『大家どっとこむ』は、選りすぐりの収益不動産に1口1万円から、誰でも簡単にスマホで投資できる不動産クラウドファンディングです。
元本保証はありませんが、投資対象が不動産という有形資産であるため、元本割れのリスクは低く、優先出資・劣後出資の仕組みを採用することで、想定通りの配当がより期待できます。
大家業で煩雑とされる賃貸管理・建物管理は、大家どっとこむを運営する株式会社グローベルスが担当するので、誰でも簡単に大家になることが可能です。定期的に賃貸稼働状況や建物管理状況の進捗報告もあるので、安心して運用を任せることができます。
大家どっとこむ利用者の口コミ・体験談
10834円グローベルスから振り込まれててどこ?と思ったら大家.comでした。
キャンペーン還元ありがとうです。
(引用:X)
大家どっとこむが快調でございます。運用予定がもう終了。
早く終わっても、予定通りの利率がいただけるので大家どっとこむに足を向けて寝られません。
(引用:X)
CREAL:元本割れなし・想定利回り年利4〜5.5%
運営会社 | クリアル株式会社 |
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想定利回り | 4〜5.5% |
運用期間 | 8ヶ月〜18ヶ月 |
実績総数 | 組成ファンド数:60 / 累計調達額:350億円突破 |
メリット | ・優先劣後方式を採用している ・1口1万円から少額で投資可能 ・年利率4〜5.5%程度の高い利回り |
デメリット | ・出資金が元本割れを起こすリスクがある ・途中解約や売却ができない |
『CREAL』は、東証グロース上場企業であるクリアル株式会社が運営する不動産クラウドファンディングです。2018年からサービスを開始し、ファンドの累計調達額は350億円を超えています。
年間の想定利回りは、4〜5.5%程度で募集されており、中程度のリスクと中程度のリターンのファンドが多いという印象です。
CREALでは、個人では投資が難しい保育園や宿泊施設、専門学校、一棟マンションなどにも投資が可能なので、大規模な不動産開発に関わりたい方におすすめのプラットフォームです。
CREAL利用者の口コミ・体験談
CREAL本日の配当12,028円。️そして満期返戻で、48万円も戻ってきた。今日出たCREAL案件に、50万円にして再投入しました
(引用:X)
不動産投資型クラウドファンディングのCREALの新規案件、利回り8.0%とかなり良い水準。
CREALの過去案件でも例が無い利回りなのでリスクはありますが、それを許容できる人にとっては面白いのでは。
(引用:X)
トモタク:運用期間が短く流動性が高い
運営会社 | 株式会社イーダブルジー |
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想定利回り | 6%〜7% |
平均運用期間 | 13.5ヶ月 |
実績総数 | 11 件 |
メリット | ・優先劣後システムを採用している ・運用期間が短く流動性が高い ・第三者とのマスターリース(サブリース)契約を結んでいる |
デメリット | ・出資金が元本割れを起こすリスクがある ・途中解約や売却ができない ・最低投資金額が1口10万円と高額 |
『トモタク』は、2020年にローンチされた不動産クラウドファンディングで、投資対象となる不動産を小口化することにより、少額から投資を始められます。
トモタクでは優先劣後システムを採用しており、万が一対象不動産の評価額が下落しても、10%(劣後出資分)までであれば優先出資者である投資家の元本には影響はありません。
投資家への配当は、賃貸借契約者の賃料を原資としているため、空室が続くと配当原資が損なわれてしまいます。トモタクでは、運用期間中に第三者とのサブリース契約を締結することで、空室による無配当のリスクを抑制しています。
トモタク利用者の口コミ・体験談
組成された商品は、立地がよく運用イメージも分かりやすいので、余剰資金を安心して預けることができています。
不動産投資というと管理の悩みが付き物だと思いますが、直接的に管理する手間がないので助かっています。まだ開設されて間もないサービスですら、今後の商品展開に期待です。
(引用:X)
銀行に貯金しても金利が増えない今のご時世で、どうやって資金が増やせるかを考えた時、主人の紹介でトモタクを知ることができました。
リスクが株や為替みたいに高くないので、安心できる投資だと思います。常に変動をチェックする必要もなく、忙しい主婦にはおすすめです。
(引用:X)
Rimple:東京23区の投資用マンションが投資対象
運営会社 | プロパティエージェント株式会社 |
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想定利回り | 3%〜5% |
運用期間 | 6ヶ月〜12ヶ月 |
実績総数 | 37件 |
メリット | ・優先劣後方式を採用している ・1口1万円から少額で投資可能 ・東京23区の投資用マンションが中心 |
デメリット | ・出資金が元本割れを起こすリスクがある ・途中解約や売却ができない ・抽選の倍率が高い |
『Rimple(リンプル)』は、プロパティエージェントが運営する不動産クラウドファンディングです。
プロパティエージェントは、東京23区を中心としたマンション・アパート開発、販売事業に強みを持つ企業であり、本業で培ってきたノウハウを基に投資案件を厳選しています。
Rimpleで公募されている案件は、秋葉原、新宿、祐天寺など東京23区の投資用マンションが中心で、年間の想定利回りは3%〜5%程度、運用期間は6ヶ月前後と短期間で運用できるファンドが多いという印象です。
Rimple利用者の口コミ・体験談
プロパティAの投資ファンディングRimpleから完了連絡きた。
運用期間半年くらいなので年利4%くらい?想定通りか
(引用:X)
Rimpleの不動産クラファンは、投資期間が短く、最低投資金額も1万円と低いため、初心者でもはじめやすいかと思います。抽選方式ですが、IPOよりは当たります。カブスルはこれまでに5回参加し2回当選。
(引用:X)
OwnersBook:日本で初めてリリースされた不動産クラウドファンディング
運営会社 | ロードスターインベストメンツ株式会社 |
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想定利回り | 3%〜5% |
運用期間 | 3ヶ月〜25ヶ月 |
実績総数 | 227件 |
メリット | ・3%~5%の利回りが期待できる ・2種類の案件タイプがある ・1口1万円から少額で投資可能 |
デメリット | ・出資金が元本割れを起こすリスクがある ・途中解約や売却ができない ・配当/出資金返還の遅滞や期限前弁済の可能性がある |
『OwnersBook』は、日本の不動産クラウドファンディングの中で最も早くサービスを開始した企業の1つです。2014年からサービスを開始しており、以下のような実績を誇っています。
・累計投資額が480億円を突破
・会員数が35,000名を突破
・投資リピート率は約8割
年間の想定利回りは、3~5%程度で募集されており、低リスク・低リターンのファンドが多いという印象です。
OwnersBook利用者の口コミ・体験談
案件について詳細まで説明されているので、結果的に投資しなかったとしても考えるきっかけをもらえており、勉強にもなっている。投資自体の結果以外はそこを好意的に感じています。
(引用:X)
ソーシャルレンディングを始めるきっかけとなったサービスでした。始めは不安でしたが、運用を続けていくうちに、景気にあまり左右されず、比較的安定した投資ができると分かり、始めてみて良かったと思いました。
(引用:アンケート調査)
ダーウィンファンディング:幅広い不動産をファンドとして組成
運営会社 | ダーウィンアセットパートナーズ株式会社 |
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想定利回り | 4.5〜8% |
運用期間 | 2ヶ月〜1年半 |
実績総数 | 約10件 |
『ダーウィンファンディング』は、1口1万円から投資可能な不動産クラウドファンディングです。第1号ファンドの募集が2022年に開始されたため、不動産クラウドファンディングとしては後発のサービスに位置づけられます。
新築、中古、一棟建て、オフィスなど、不動産の種類を限定せず、幅広い不動産をファンドとして取り扱っているのが特徴です。
運営会社であるダーウィンアセットパートナーズ株式会社は、不動産の販売実績が700戸以上という確かな実績を有しており、多様なファンドを組成することが可能です。
ダーウィンファンディング利用者の口コミ・体験談
劣後出資割合が高いので、元本が割れにくいと思う。
DARWIN Fundingはリスクが低そうだし気になっている。
(引用:X)
利回り8.0%の案件はすごくお得だと思う。
DARWIN Fundingは初めてですが、応募したいと思います。
(引用:X)
プレファン:優先劣後方式を採用している
運営会社 | 株式会社プレサンスリアルタ |
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想定利回り | 4%〜5% |
運用期間 | 3ヶ月~6ヶ月 |
実績総数 | 10件 |
メリット | ・1口1万円から少額で投資可能 ・東証スタンダード上場企業が運営 ・優先劣後方式を採用している |
デメリット | ・出資金が元本割れを起こすリスクがある ・途中解約や売却ができない |
『プレファン』は、東証スタンダード市場に上場しているプレサンスコーポレーションのグループ企業が運営する不動産クラウドファンディングです。
プレサンスコーポレーションが自社開発したマンションに、1口1万円から投資できる点が注目を集めています。投資後の管理や運用は全て運営会社が行うため、投資家が行うことは特にありません。
運用期間も3ヶ月~6ヶ月と短いファンドもあり、スピーディーに成果を実感できます。優先劣後方式を採用しているため、損失が発生した場合は劣後出資者であるプレサンスリアルタが先に負担し、利益が発生した場合は優先出資者に優先的に分配されるので、安心して投資できます。
プレファン利用者の口コミ・体験談
投資を検討していたところ友人からプレファンをすすめられました。プレファンであれば、年利5%以上の投資が可能であり、とても魅力的に感じています。
今投資しているファンドは年利5.08%の利回りで運用できており、非常に満足しています。
(引用:X)
東証スタンダード上場企業ということで、企業の信用性を考えてプレファンを選びました。実際に投資をしてみても噂通り安定的な運用ができています。
(引用:X)
FUNDROP:居住用賃貸住宅が投資対象
運営会社 | ONE DROP INVESTMENT株式会社 |
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想定利回り | 5.5%〜11% |
平均運用期間 | 3ヶ月〜12ヶ月 |
実績総数 | 11件 |
メリット | ・優先劣後方式を採用している ・1口1万円から少額で投資可能 ・居住用賃貸住宅の運用に特化 ・本人確認書類の提出と口座開設が簡単 |
デメリット | ・出資金が元本割れを起こすリスクがある ・途中解約や売却ができない ・実績が少ない |
『FUNDROP』で運用する不動産は居住用賃貸住宅です。居住用賃貸住宅は、商業ビルやオフィスビルなどの運用と比較して経営が安定するというメリットがあります。
景気の影響を受けにくい居住用賃貸住宅の運用を中心とし、安定した収益の確保を目指しています。投資家の配当・元本の安全性を高めるために優先劣後構造を採用しています。
優先劣後方式を採用しているため、損失が発生した場合は劣後出資者であるONE DROP INVESTMENTが先に負担し、利益が発生した場合は優先出資者に優先的に分配されます。
商品や制度自体は優れていますが、運営会社の歴史が浅く、過去のファンド実績もまだ10件前後であるため、その点については注意が必要です。
FUNDROP利用者の口コミ・体験談
運営会社によってプロジェクトに特徴があり、比較するのもひとつの楽しみです。FUNDROPは居住用物件の運用で安定した利益が得られるのが魅力です。融資不要で小口投資できるので、分散投資先としてもおすすめです。
(引用:X)
不動産クラウドファンディングは、株式投資やリートと比較すると元本割れのリスクが少なく、短期で配当が得られる仕組みが良いですね。
デメリットは配当額に税金がかかり確定申告が必要になることですが、そのぶん利回りも高いので、預金の一部をFUNDROPで運用しています。
(引用:X)
みんなで大家さん:年利7%前後の利回り・過去に行政処分を受けている
運営会社 | みんなで大家さん販売株式会社 |
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想定利回り | 約7% |
運用期間 | 3年〜5年 |
実績総数 | 約70件 |
『みんなで大家さん』は、物件の賃料収入や売却予定価格等を綿密にシミュレーションし、優先劣後構造を採用することで、年利7%前後の高利回りを実現しています。
1口100万円の出資から参加可能で、営業者は対象不動産から得られる賃貸収益を出資比率に応じて分配します。
みんなで大家さん利用者の口コミ・体験談
全部お任せしていたら良いんだと、みんなで大家さんとのお出会いは、目から鱗が落ちるような感覚でした。
(引用:X)
みんなで大家さんは行政処分の成田プロジェクトへの影響は無いと発表。今回は単純ミスへの処分だと思う。不特法商品は元本保証じゃない事の説明しているんだから満期時には顧客に不動産の時価に見合った金額を償還してほしい。劣後出資ってサブプライムローンみたいな名前だなぁ。
(引用:X)
不動産クラウドファンディングを選ぶポイント
運用期間の長さ
不動産クラウドファンディングでは、基本的に投資後は満期まで解約不可です。運用期間は3ヵ月から3年超までと幅広いため、目的に合わせて投資先を選ぶことが重要です。
一般的に、運用期間が短いファンドは早期に資金回収できる反面、リターンは低めの傾向にあります。逆に、運用期間が長いファンドは長期間資金を動かせない代わりに、リターンは高めの傾向にあります。
案件の規模・応募倍率
不動産クラウドファンディングでは、1,000万円程度のマンションの一室から数億円規模の大型物件まで、ファンドの募集金額の幅が非常に広いのが特徴です。
規模の大きい案件ほど参加しやすく人気が高まる傾向にあり、ファンドによっては応募開始から数分で募集が終了するケースもあります。中には、応募率が800%を超えるファンドも存在します。
先着順だけでなく、抽選制のファンドも用意されているため、応募しても必ず投資できるとは限りません。時間をかけてファンドを吟味したのに、投資できないリスクがある点には注意が必要です。
運営会社の出資割合
不動産クラウドファンディングにおいて、元本割れのリスクを抑えるために重要なのが出資割合です。
運用会社の出資割合が高いほど投資家のリスクは低くなり、運用会社の出資割合が低いほど投資家のリスクは高くなる傾向にあります。
一般的な不動産クラウドファンディングでは、優先劣後出資方式を採用しています。優先劣後出資とは、損失が生じた場合、まずは運用会社の出資金から補填するシステムです。この制度の採用により、投資家の出資した元本は守られやすくなり、リスクを抑えた資産運用が可能となります。