機械学習の副業案件を獲得したいものの、クライアントの新規開拓に不安を感じていませんか?
筆者自身もそのような不安を抱えていましたが、副業エージェントを活用することで副業案件を獲得でき、今年でフリーランス6年目を迎えます。
当記事では、機械学習エンジニアの副業案件を獲得する方法を中心に、具体的な業務内容や単価相場について解説します。
実際に5社副業エージェント経由で副業案件を獲得してきた筆者がおすすめするエージェントは以下の2社です。
エージェント | 【第1位】 リモグ | 【第2位】 レバテックフリーランス |
総合評価 | ||
ユーザー平均年収 | 840万円 | 876万円 |
ユーザー数 | 1万名以上 | 45万名以上 |
特徴 | ・週2日や夜間だけ参画できる副業案件が豊富 ・保有している案件の全てがフルリモート可能 | ・エンジニアの登録者数No1のエージェント ・フルリモート可能な高単価案件が豊富 |
支払サイト | 30日サイト | 15日サイト |
公式HP | 公式HP | 公式HP |
機械学習エンジニアの副業内容・単価相場は?
機械学習エンジニアの副業においては主に以下の業務を担います。
- クライアントから提供されたデータの収集、クリーニング、整形を行います。
- 欠損値の補完、異常値の除去、特徴量エンジニアリングなどを行います。
- 分析に適したデータセットを作成します。
- クライアントの課題や目的に合わせて、適切な機械学習アルゴリズムを実装します。
- 回帰、分類、クラスタリング、自然言語処理、画像認識など、様々な手法を用います。
- モデルの精度を評価し、改善を繰り返します。
- 開発した機械学習モデルを組み込んだWebアプリケーションやAPIの開発を行います。
- モデルのデプロイ、運用、監視を行います。
- システムのパフォーマンスやスケーラビリティを考慮した設計を行います。
フリーランスエージェントである『レバテックフリーランス』で公開されている機械学習エンジニアの平均年収は948万円で、平均月単価は79万でした。また最高単価は145万円、最低単価は55万円です。
機械学習エンジニアの副業案件を効率良く獲得する方法
機械学習エンジニアの副業案件を獲得する最も効率の良い方法は、副業エージェントを活用することです。自力でクライアントを新規開拓する必要がなく、本業に集中できます。
以下で、機械学習エンジニアの副業案件が豊富な副業エージェントを厳選して2社ご紹介します。
リモグ:週2日や夜間だけ参画できる副業案件が豊富
- 週2日や夜間だけ参画できる副業案件が豊富
- 保有している案件の全てがフルリモート可能
- 月収80万円以上の高単価案件が豊富
- 大手エージェントと比べると案件数が少ない
『リモグ』は、保有している案件の全てがフルリモート可能なフリーランスエージェントです。週2日/夜間だけ参画可能なエンジニアの副業案件も多数取り扱っています。
リモグに掲載されている案件のほとんどが直案件であるため、中間マージンが発生せず、月収80万円以上の案件が大半を占めています。
週2日、夜間だけの参画が可能なので、案件の掛け持ちによる収入アップを目指すフリーランスや副業を始めたいエンジニアにおすすめです。
レバテックフリーランス:エンジニアの登録者数No1のエージェント
- フルリモート可能な副業案件が豊富
- 担当者のヒアリングや提案が丁寧
- エンド直請け高単価案件が豊富
- ブランク期間を空けないよう調整してくれる
- 実務経験が浅いと案件紹介は不可
『レバテックフリーランス』は、エンジニアの登録者数・業界認知度No1のフリーランスエージェントです。
フルリモート可能な高単価案件が豊富で、稼働しているエンジニアの平均年収は876万円です。
Webやインフラなどスキル別に担当カウンセラーが分かれているため、マッチングの精度が高くユーザー満足度が高いです。
機械学習エンジニアの副業案件例(週2日・土日・フルリモート)
副業エージェントに掲載されている機械学習エンジニアの副業案件をご紹介します。
週2日稼働できる機械学習エンジニアの副業案件例
以下の案件は「週2日の稼働でも参画できる」副業案件です。
案件 | 【Python】自社サービスにおけるAIエンジニアの案件・求人 |
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月収 | 〜500,000円/月 |
業務内容 | 自社サービスのAIエンジニアポジションとして対応いただきます。 Pythonを用いた画像処理アルゴリズムの開発(深層学習を含む)を行っていただきます。 上記アルゴリズムのバックエンドサーバーへの実装 |
スキル | ・Pythonを用いた画像処理の経験 ・画像系AIにおけるプロダクト開発経験 ・少数精鋭の組織で、チームワークを大切にしながら立ち回った経験 ・アーリーフェーズの会社でテックリードとして開発をした経験 ・ブロックチェーン技術への知見 |
土日でも稼働できる機械学習エンジニアの副業案件例
以下の案件は「土日のみの稼働でも参画できる」副業案件です。
案件 | 【Python/Flask】新規生成AI系CS開発におけるAIエンジニアの案件・求人 |
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月収 | 〜1,000,000円/月 |
業務内容 | ・LLM関連の問題解決(分析、提案、議論、実装、評価) ・顧客のデータの分析・処理 |
求めるスキル | ・Python(Flask)での開発経験 ・LLMに対する知見(OpenAI API を用いたR&Dの素養、経験) ・LLM領域への知的好奇心をお持ちである方 ・R&Dという立ち位置を理解し仮説検証を前向きに捉えられる方 |
フルリモートで稼働できる機械学習エンジニアの副業案件例
以下の案件は「フルリモートOK」な副業案件です。
案件 | 【機械学習】医療業界向けAI研究開発の求人・案件 |
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月収 | 〜850,000円/月 |
業務内容 | 医療業界向けAI開発支援案件に携わっていただきます。主に下記作業をご担当いただきます。 ・医療データ分析 ・AI技術を用いたデータ分析支援 ・要件ヒアリングから実装 |
スキル | ・Pythonを用いた開発経験 ・データ分析経験 ・医療業界への知見 ・スタートアップの案件に携わった経験 |
機械学習エンジニアが副業を始めるメリット
フリーランスとして独立を目指しやすくなる
副業先で成果を出すことができれば、フリーランスとして業務委託契約を打診され独立できたり、正社員として高待遇でヘッドハンティングされることがあります。
将来的にフリーランスの機械学習エンジニアとして独立したい方にとって、副業は最も近道で効率的な手段です。
週2日の稼働で40万円/月の収入が得られることも
副業エージェントに掲載されている案件をのぞくと、実務経験が3年以上ある機械学習エンジニアであれば、週2日の稼働で40万円/月〜の案件に応募可能です。
会社員として月収を40万円以上上げることはかなり難しいですが、エージェント経由で副業案件を獲得できれば容易に達成できます。ただし、実務経験が浅い機械学習エンジニアは副業案件を紹介してもらえない可能性が高いです。
トレンドをキャッチアップできる
副業を行うことは様々なAIの開発現場に参画することになるので、トレンドをキャッチアップする機会が増えます。
副業で知識やスキルレベルを上げておくことで、本業での裁量が大きくなるなど、現職での昇給・昇格も期待できます。また、転職・独立する際に機械学習エンジニアとしての市場価値も高く評価されます。
機械学習エンジニアが副業を始めるデメリット
機械学習エンジニアが副業を行うデメリットは以下の通りです。
・副業収入が20万円/年を超えると確定申告する必要あり
・確定申告する場合は日々の帳簿付けが必要
・本業に支障をきたす可能性がある
・副業禁止の会社で副業がバレると解雇されることも
・実務経験が浅いと条件交渉が難しい
上記の通り、副業収入が一定のラインを超えると確定申告する必要があります。もし、確定申告を怠ると本来徴収される税金に加え無申告加算税が上乗せされるので注意が必要です。
また、確定申告に伴い勤務先に副業がバレてしまう可能性があることも頭に入れておきましょう。副業が許可されている場合でも、副業収入の制限や申請の義務など、就業規則で定められているケースがあるので確認しておきましょう。