HDD(ハードディスク)のデータ復旧・復元に強いおすすめ業者7選

データ復旧業社をはじめて利用される方は「何を基準に業者を選べかいいか分からない」「高額料金を請求されそう」と不安な方は多いと思います。

当記事では、数あるデータ復旧業者の中から、HDDのデータ復旧に強い業者を厳選してご紹介します。比較検証は以下の6項目について行いました。

データ復旧にかかる料金の安さ/成果報酬制を採用しているか
データ復旧実績数・データ復旧率
初期診断から納品までの速さ
リカバリ対応機器・メーカーの幅広さ
認証の有無や設備から見たセキュリティ水準の高さ
診断や出張サービスなど、無料サービスの提供範囲

上記の比較検証項目を当サイト独自の採点方式で点数化し、各項目の点数を合算した総合点でランキング順位を決定しています。

業社名【第1位】

デジタルデータリカバリー
【第2位】

A1Data
【第3位】

PCエコサービス
総合評価
料金500GB未満:5,000円~
500GB以上:10,000円~
1TB以上:20,000円~
2TB以上:30,000円~
簡易障害:29,700円~
論理障害:172,480円~
物理障害:215,600円~
39,800円(定額)
拠点東京(港区)/横浜/名古屋/梅田/博多
※来社持込み不可の場合は郵送
東京(銀座)/神奈川(横浜)/埼玉(飯能)
※来社持込み不可の場合は郵送
東京(中野)
※来社持込み不可の場合は郵送
特徴・累計相談件数36万件
・依頼の約80%が48時間以内に復旧
・診断見積・出張見積無料
・24時間365日受付
・ユーザーリピート率86%以上
・データ復旧を国内で最初に始めた会社で30年以上の実績
・完全報酬制なので安心
・論理障害・物理障害問わず一律39,800円
・輸送期間含め最短3日でデータ復旧
・完全成果報酬でキャンセル料無料
公式サイト公式HP公式HP公式HP
データ復旧業社おすすめTOP3
目次

HDD(ハードディスク)が故障した際の初期対応

論理障害と物理障害は、HDDのデータが破損してしまう主な原因です。論理障害と物理障害で、それぞれ正しいデータ復旧方法を解説します。

HDDに外的な破損がない論理障害の場合

論理障害とは、HDD内のデータを誤って削除・上書き・初期化してしまったり、ウイルスが感染することによってデータ障害が起こることを指します。

HDDの論理障害であれば、データ復元ソフトなどを用いて、自力でデータを復元できる可能性があります。

HDDのデータ復旧に強いソフトとしては『Recuva』がおすすめです。

HDDに外的な破損がある物理障害の場合

物理障害とは、落下などにより強い衝撃が加わったり、経年劣化が原因で不具合を起こしていたり、水没が原因でデータが破損することを指します。

物理障害があるHDDのデータ復旧は、復元ソフトなどを用いて自力で復旧することができません。データ復旧の難易度が非常に高く、専門の設備や技術が必要になります。速やかにデータ復旧業者に相談されることをおすすめします。

HDD(ハードディスク)のデータ復旧・復元に強い業者7選

デジタルデータリカバリー:国内売上14年連続No.1のデータ復旧業者

デジタルデータリカバリー
総合評価
( 5 )
メリット
  • 法人など大規模のデータ復旧に強い
  • 国際規格ISO9001・27001を取得している
  • データ復旧技術はHDDメーカーのお墨付き
  • 外付け・内蔵型など様々なメーカーのHDDに対応
  • 大手有名企業との取引実績が豊富
デメリット
  • 個人の小さな復旧案件であれば多少割高

デジタルデータリカバリー』は、国内売上14年連続No.1のデータ復旧業者です。ハードディスクやサーバー、パソコン、スマホ、USBなど、軽度データ障害から重度物理障害まであらゆる機器に対応しています。

デジタルデータリカバリーでは、365日24時間電話受付を行っており、突然の故障にも対応可能です。復旧スピードもかなり早く、依頼の約80%が48時間以内に復旧しているようです。

HDDをはじめ、USBやカメラ、NAS、RAIDなどあらゆるデバイスのデータ復旧に強く、料金は500GB未満で5,000円~、500GB以上で10,000円~、1TB以上で20,000円~、2TB以上で30,000円~と良心的な料金設定となっています。

運営会社デジタルデータソリューション株式会社
受付拠点東京(港区)/神奈川(横浜)/愛知(名古屋)/大阪(梅田)/福岡(博多)
※全国どこでも無料で集荷対応 or 郵送
※法人であれば無料出張診断・復旧作業可能
料金(税込)500GB未満:5,000円~
500GB以上:10,000円~
1TB以上:20,000円~
2TB以上:30,000円~
対応メディアRAID機器(NAS/サーバー)/ハードディスク/外付けハードディスク/パソコン/SSD/レコーダー/USBメモリ/SDカード・MSDカード/ビデオカメラ/スマートフォン
引用:デジタルデータリカバリーの評判や料金

A1データ:外付け・内蔵型など様々なメーカーのHDDに対応

A1データ
総合評価
( 4.5 )
メリット
  • 法人など大規模のデータ復旧に強い
  • 完全成功報酬なので復旧できなければ費用が発生しない
  • 8万件以上のデータ復旧実績
  • 外付け・内蔵型など様々なメーカーのHDDに対応
デメリット
  • スマホのデータ復旧には対応していない

A1データ』は、日本のデータ復旧業界の先駆者ともいえる存在で、データ復旧歴業界No1の実績があります。個人から大手企業、官公庁まで幅広くデータ復旧を行っている実績があり、国内8万件以上の豊富な復旧実績を誇ります。

障害度合いに応じた復旧が可能であり、個人利用では軽度障害が29,700円〜、重度物理障害については79,000円~とリーズナブルな料金設定となっています。

調査費無料で完全成功報酬制を採用しているため、データが復旧できなかった場合には費用が発生することはありません。

運営会社A1データ株式会社
受付拠点東京(銀座)/神奈川(横浜)/埼玉(飯能)
※来社持込み不可の場合は郵送
料金(税込)軽度障害:29,700円~
対応メディアHDD/SSD/パソコン/SD/MicroSDカード/USBメモリ/CD/DVD/磁気テープ/仮想化環境/データベース/RAID機器(NAS/サーバー)
引用:A1データの評判や料金

PCエコサービス:障害内容・重度に関わらず一律39,800円

PCエコサービス
総合評価
( 4.5 )
メリット
  • データ復旧費用が一律39,800円
  • データ復旧率80%以上と復旧技術が高い
  • 復旧率を大きく下げることなく初期調査を行ってくれる
デメリット
  • 重度の障害は対応不可

PCエコサービス』の魅力は、成果報酬型かつ39,800円という一律料金設定にあります。一般的に、障害内容や障害の重度によって復旧料金は異なりますが、PCエコサービスでは障害内容・重度に関わらず39,800円という安さでサービスを提供しています。

使用しているデータ復旧機器は世界最高峰のマシンであるPC-3000であり、官公庁や警察庁で導入されているほど信頼性が高いマシンです。

輸送期間含め最短3日でデータ復旧できるという速さも強みの一つです。初期調査費は無料で、データ復旧に成功した場合のみ費用が発生する完全成果報酬制を導入しています。

運営会社株式会社AnswerMakeSolutions
受付拠点東京(中野)
※来社持込み不可の場合は郵送
料金成果報酬型かつ39,800円(定額)
対応メディア内蔵HDD/SSD/外付けHDD/パソコン/SSD/USBメモリ/SDカード/RAID/デジタルビデオカメラ/デジタルカメラ/HDDレコーダー
引用:PCエコサービスの評判や料金

アドバンスデザイン:法人の大規模データ復旧案件に強い

アドバンスデザイン
総合評価
( 4 )
メリット
  • 法人など大規模のデータ復旧に強い
  • 国際規格ISO9001・27001を取得している
  • データ復旧技術はHDDメーカーのお墨付き
デメリット
  • 個人の小さな復旧案件であれば多少割高

アドバンスデザイン』は、データ領域全般では日本でもトップクラスの実績を誇っており、BUFFALOのメーカー修理や、データ復旧サービスも全てアドバンスデザインが運営しています。RAIDやNASなどの技術力が求められる案件も多く引き受けています。

見積もりやキャンセルは無料、作業後の追加請求等は一切ありません。作業前にしっかり作業料金を提示してくれるので安心して依頼できます。

料金は軽度・中度論理障害であれば33,000円~、軽度物理障害であれば66,000円~と業界相場の料金設定となっています。

運営会社アドバンスデザイン株式会社
受付拠点東京(千代田区)/大阪(淀川区)
※全国どこでも無料で集荷対応 or 郵送
料金(税込)軽度・中度論理障害:33,000円~
軽度物理障害:66,000円~
対応メディア外付けHDD/パソコン/SSD/USBメモリ/SDカード/RAID機器(NAS/サーバー)
引用:アドバンスデザインの評判や料金

ライブデータ:HDDのデータ復旧は275,000円の上限が設けられている

LIVEDATA(ライブデータ)
総合評価
( 3.5 )
メリット
  • 技術力が高くデータ復旧実績が豊富
  • 成果報酬型で良心的な料金設定
  • スピード対応が口コミでも好評
デメリット
  • スマホのデータ復旧には対応していない
  • 料金は業界最安ではない
  • 受付拠点は秋葉原のみ

ライブデータ』では、HDDをはじめNASやRAIDなどあらゆるメディアのデータ復旧が可能です。HDDのデータ復旧に関しては275,000円という上限が設けられており、重度の故障でもこれ以上請求されることはありません。

重度物理障害の場合、他の業者では40万円以上の復旧費用を請求されることもありますが、ライブデータでは275,000円までと決まっています。

復旧技術が高いだけではなく、その技術力を生かしたスピード復旧も強みの一つです。重度障害に対しても平均で13.84時間と、業界相場よりかなり短時間での復旧を実現しています。

運営会社株式会社LIVEDATA
受付拠点東京(秋葉原)
※来社持込み不可の場合は郵送
料金(税込)22,000円〜275,000円(要見積)
対応メディアハードディスク/NAS/TeraStation/LANDISK/ RAIDサーバー/ORACLE/出張サーバー/USBメモリ/SD・CFカード/SSD/ブルーレイレコーダー/ドライブレコーダー/監視カメラレコーダー
引用:Livedata(ライブデータ)の評判や料金

AOSデータ復旧サービスセンター:初期診断から復旧までスピーディーな対応

AOSデータ復旧サービスセンター
総合評価
( 3.5 )
メリット
  • 初期診断から復旧作業までスピーディーな対応
  • 訪問でのデータ復旧作業に対応
  • 技術力が高くデータ復旧実績が豊富
  • 成果報酬型で良心的な料金設定
デメリット
  • 出張対応や特急サービスを依頼できないケースも
  • 拠点は東京のみ

AOSデータ』は、累計販売数100万本のデータ復元ソフト「ファイナルデータ」の開発会社です。1999年からデータ復旧を開始し、保全調査、消去、移行、バックアップなどデータに関する幅広い事業を展開しています。

NAS・パソコン・外付けHDDや、USBメモリなどメーカー問わず幅広い復旧実績があり、復旧事例も公式ページで紹介されています。

最先端の設備や自社開発ツールを使用しており、データ復旧に関連する特許も取得しているため、技術面で安心して依頼できます。

運営会社AOSデータ株式会社
料金(税込)41,800円~
受付拠点東京(虎ノ門)
※来社持込み不可の場合は郵送
対応メディア外付けHDD・SSD/パソコン/サーバー・RAID・NAS/USBメモリ/microSD/SDカードビデオカメラ/スマートフォン/テープ(LTO・DAT・DLT)
引用:AOSデータ復旧サービスセンターの評判や料金

特急データ復旧ウィンゲット:全国に持ち込みの受付拠点あり

特急データ復旧
総合評価
( 2.5 )
メリット
  • 全国に受付拠点がある
  • 技術力が高くデータ復旧実績が豊富
  • 成果報酬型で良心的な料金設定
  • セキュリティ対策が万全
デメリット
  • スマホのデータ復旧には対応していない
  • 復旧料金は業界最安ではない

特急データ復旧』は、全国に185店舗受付拠点がある業界大手のデータ復旧業者です。

サーバ、NAS、外付けHDD、パソコン、HDD、USB、SDカードなど幅広いデバイスの復旧に対応しており、来店・出張・郵送にて初期診断を行なっています。

完全成果報酬なので、万が一復旧できなかった場合は料金は発生しません。また、全国どこでも緊急出張可能で即日診断してもらえます。

運営会社株式会社リプラス
受付拠点全国
料金HDD:22,352円~
SDカード/CD/USBメモリー:22,000円~
SSD:62,700円~
NAS/RAID/サーバー:要見積り

HDDのデータ復旧を業者に依頼するメリット

HDDのデータ復旧においては、個人でデータ復旧ソフトを使用する方法と、専門の業者に依頼する方法の2つの選択肢があります。

データ復旧業者は専門的な知識と設備を持っているため、個人でデータ復旧するよりも高い確率で復旧できます。特に重要なデータの場合、初めから業者に依頼することをおすすめします。

また、業者は故障の原因や症状に合わせて適切な復旧作業を行えるため、個人で復旧作業するよりもスピーディーな対応が期待できます。中には、24時間365日対応可能な業者がも存在します。

HDDのデータ復旧を業者に依頼するデメリット

データ復旧業者への依頼は、個人でのデータ復旧ソフト使用よりも2倍以上のコストがかかる場合があります。料金は症状の重さによって変動し、軽度障害で2万円~6万円、中度障害で5万円~10万円、重度障害で10万円~25万円が相場です。

中には、復旧見込みが低いにも関わらず、高額な復旧作業費を請求する悪徳業者も存在します。依頼前に利用者の口コミをチェックすることが重要です。

また、業者に見積もりを依頼する行為自体が、データに負荷をかける可能性があり、見積もりを依頼するたびにデータ復旧確率が下がります。予算の関係で複数の見積もりを取りたい気持ちは理解できますが、そのリスクを認識しておく必要があります。

HDDのデータ復旧に関してよくある質問

データ復旧業社にHDDのデータは見られてしまう?

HDDのデータ復旧プロセスにおいて、復旧したデータが正常に開けるかを確認するため、データ内容を確認することがあります。

一方で、データの閲覧は必要最低限であり、第三者に共有したり、不正な方法で利用することはありません。

HDDのデータ復旧にかかる時間は?

初期診断が完了するまでの時間は早くて即日、遅いと1週間以上かかる場合があります。目安として、10日間程度を見ておくとよいでしょう。

なるべく復旧時間を短縮させたい方は、データ復旧スピードを強みにしている業者や、データ復旧の特急オプションを提供している業者を選ぶようにしましょう。

HDDのデータ復旧は自力でできる?

HDDのデータを誤って削除してしまったなど軽度な論理障害であれば、データ復元ソフトなどを用いて、自力でデータ復元できる可能性があります。

一方で、データ復元ソフトの復旧率はそれほど高くなく、実際の復旧率は10~30%程度と言われています。

また、HDDの物理的な破損によってデータが消失してしまった場合は、ソフトを用いて自力で復旧することができません。データ復旧の難易度が非常に高く、専門の設備や技術が必要になります。

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