エンジニアルートの口コミ・評判は?メリットとデメリットも解説

エンジニアルートは、大手フリーランスエージェントと比較するとユーザー数や案件数は少ないですが、その分利用者1人1人への丁寧なカウンセリングや対応が魅力の1つです。

当記事では、エンジニアルート利用者のレビュー・口コミやアンケート調査の結果をもとに、メリットやデメリットを解説します。

エンジニアルート
総合評価
( 3.5 )
メリット
  • エンド直請けの高単価案件が豊富
  • 担当者のヒアリングや提案が丁寧
  • ブランク期間を空けないよう調整してくれる
デメリット
  • ハイスキル向けの案件がメインで実務経験が浅いと案件紹介は不可
  • 週5日常駐案件がメイン
  • リモートワーク可能な案件の割合が低い
  • 関東圏の案件に限られる

フリーランスとして7年以上活動し、実際5社フリーランスエージェントを利用した筆者がおすすめするエージェントは以下の3社です。

サービス名【第1位】

ITプロパートナーズ
【第2位】
レバテックフリーランス
【第3位】
Midworks
総合評価
案件数約4,500件約15,000件約10,000件
ユーザーの平均年収964万円876万円862万円
ユーザー数7万名以上45万名以上4万名以上
特徴フルリモート・週3日から稼働できる開発案件が豊富登録者数No1のフリーランスエージェント給与保障制度など正社員並みの福利厚生が魅力
支払いサイト20日サイト15日サイト20日サイト
公式HP公式HP公式HP公式HP
※利用者の平均年収は週5日稼働に換算した数値。
※ITプロパートナーズの平均年収は、他のプロパートナーズサービスを含めた全体の平均年収。

フリーランス白書2024』によると、フリーランスエージェントを利用するエンジニアは2019年と比較すると2倍以上になっています。

フリーランスとして廃業するほとんどの方が、エージェント(仲介業者)を利用せず自力でクライアントを開拓しているというデータがあるので、息の長いフリーランスになるためには積極的にエージェントを活用しましょう。

目次

エンジニアルートとは?特徴や基本情報をご紹介

運営会社ソリッドシード株式会社
最高単価190万円/月
案件数約700件
支払いサイト30日
手数料非公開

エンジニアルート』は、ソリッドシード株式会社が運営するIT・WEB業界に特化したフリーランスエンジニアやデザイナー向けの案件紹介エージェントです。

個人の希望や経歴に沿った案件紹介を行っており、専任コンサルタントによるキャリアカウンセリングや面談のフォロー、プロジェクト終了後のサポートなど、全て無料で丁寧にサポートしています。

エンジニアルートの強みは、専任コンサルタントが日々取引先に出向いて最新情報を収集しており、その情報をフリーランスエンジニアやデザイナーと共有している点です。市場のトレンドや企業の動向を踏まえた的確な案件紹介が可能です。

エンジニアルートの口コミ・評判から分かるメリット

ヒアリングの精度が細かくミスマッチが少ない

エンジニアルートは、会社規模は他の大手フリーランスエージェントと比べて小さいものの、利用者一人一人への丁寧なカウンセリングと対応が魅力の1つとなっています。

公式サイトでは、通勤時間の短縮、始業時間の遅い現場、完全禁煙(分煙)オフィス、最新ツールが使える環境、大手企業の情報システム部での勤務など、希望に沿った案件紹介を行うことを明記しています。

幅広い職種のフリーランス案件を保有

エンジニアルートは、インフラ・サーバー系、コンサルティング、サポート系などのシステム開発・保守案件、様々なプログラミング言語の案件、Webディレクター、Webデザイナーなど、幅広い職種・ポジションの求人に対応しています。

公開中の求人に希望に合う案件がない場合でも、専任コンサルタントが新規開拓を行い、案件を紹介してくれることがあります。

柔軟に働ける案件が豊富

エンジニア専門のフリーランスエージェントの多くは、週5常駐案件がメインですが、エンジニアルートには週2日からの参画が可能で、フルリモートで働ける案件が豊富に用意されています。

リモートワーク可能な案件が多いエージェントは貴重であるため、無料の会員登録を行い、案件の詳細をチェックすることをおすすめします。

ITプロパートナーズ』もフレキシブルな働き方ができる案件多いので、併用して活用されることをおすすめします。

エンジニアルートの口コミ・評判から分かるデメリット

実務未経験だと案件紹介が難しい

エンジニアルート利用者の口コミをのぞくと「案件を紹介してもらえなかった」という口コミが見つかりました。

実務経験が浅いエンジニアは、ユーザー登録後も案件を紹介してもらえないことがあるようです。

実際に公開されている案件をのぞくと、実務経験が3〜5年必要な案件が大半を占めていました。

エンジニアルート利用者の口コミ・評判まとめ

エンジニアルートを利用しているユーザーの良い口コミと悪い口コミをご紹介します。SNSや口コミサイト、弊社アンケート調査から引用しています。

良い評判や口コミ・体験談

ポジティブな評判で多かったのは「希望の案件に参画できた」という口コミ。

今まで長年同じエージェントを利用してきましたが、もう少し幅を広げたいと思い、登録しました。

私のようなフリーランス以外にも社員さんも現場に常駐していることが多いようで、同じ現場を紹介頂き、安心して働くことができました。(40代・男性)

(引用元:フリマガ独自調査)

事前に経歴書と希望業務を伝えておいたところ、希望に合う案件を紹介して頂きました。非常にニッチな分野でもあったため少々驚きました。すぐに先方との面談も調整して頂き、スムーズに契約までいきました。(30代・男性)

(引用元:フリマガ独自調査)

・面談で良かった点
質問や説明が端的なため、面談時間が短く済みました。

・改善してほしい点
良かった点の裏返しとはなりますが、十分に自分の希望やアピールポイントなどをつかんでいただけたのか少し不安が残りました。混同されていたのかわからないのですが、他の方の事前のメール内容と勘違いされていた場面が何回かありました。

・営業やキャリアカウンセラーの質
技術的な知識や、コミュニケーション、マナーに関して特に問題は感じませんでした。(30代・男性)

(引用元:フリマガ独自調査)

悪い評判や口コミ・体験談

「案件を紹介してもらえなかった」「週5日常駐案件ばかり」といったネガティブな口コミも見受けられました。

地方在住者である自分には該当する案件がありませんでした。関東中心の案件が多いことは致し方ないとは思いますが、首都圏に行かない限りはサービスを利用できないなと感じました。

(引用元:フリマガ独自調査)

フリーランスとしていくつかの副業を掛け持ちしている状態なので、週2から週3で働ける案件を探しているのですが、エンジニアルートから紹介される案件は正社員並みの働き方を要求されるガッツリと働くタイプの案件ばかりで、自分の希望とは少し乖離していました。

(引用元:フリマガ独自調査)

エンジニアルートをおすすめできる方の特徴

エンジニアルート』の口コミ・評判を踏まえ、おすすめできる方の特徴は以下の通り。

・幅広い職種・プログラミング言語の案件を保有
・希望に合う案件がない場合、新たに案件を開拓してくれる
・長期案件が多め(利用者の6割が7ヶ月以上の案件に参画)
・営業担当兼カウンセラーなので、職場や人間関係などリアルな情報が分かる

「実務経験やスキルに自信があり高単価案件を獲得したい」「エンジニアのフリーランス案件を効率よく獲得したい」「フルリモート可能で柔軟な案件を探している」という方に最適です。

エンジニアルートを利用するまでの流れ

会員登録

エンジニアルートを利用するには、まずは『公式サイト』から無料で会員登録する必要があります。

氏名やメールアドレス、生年月日、お住まいの都道府県、職種・スキルなどの基本情報を登録します。必要最低限の項目なので登録は1分ほどで完了します。

登録が完了すると、担当者から連絡がくるので、面談・カウンセリングに進みます。会員登録後、公開中の案件に関しては募集要項を確認できるのでチェックしておきましょう。

エージェントと面談

エージェントとの面談は、電話またはエンジニアルートのオフィスにて対面で行われます。

面談では、これまでの経歴や今後のキャリアプランをヒアリングされるほか、希望の単価や働き方、参画開始日、稼働日数をヒアリングされるので、事前に話す内容をまとめておきましょう。

案件紹介・企業と面接

面談時のヒアリング内容をもとに、自分の希望条件に合ったフリーランス案件を紹介してもらえます。

参画したい案件があれば、エンジニアルートの担当者から企業に推薦され、企業担当者との面談に進みます。面談日の日程調整は担当者が行なってくれます。

契約締結・業務開始

面談後、内定がもらえた場合は業務委託の契約手続きに進みます。参画開始日や単価、働き方などの希望条件については、エンジニアルート担当者が企業に交渉してくれます。

希望条件について企業と合意できれば業務委託契約を締結し、クライアント企業での業務が開始されます。

案件参画中も、エンジニアルート担当者による定期的なフォローがあり、仕事内容や職場について気になる点はいつでも相談できます。

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