データベースエンジニアの副業案件を獲得したいものの、クライアントの新規開拓に不安を感じていませんか?
筆者自身もそのような不安を抱えていましたが、フリーランスエージェントを活用することで副業案件を獲得でき、今年でフリーランス6年目を迎えます。
当記事では、データベースエンジニアの副業案件を獲得する方法を中心に、具体的な業務内容や単価相場について解説します。
実際に5社フリーランスエージェント経由で副業案件を獲得してきた筆者がおすすめするエージェントは以下の3社です。
サービス名 | 【第1位】 レバテックフリーランス | 【第2位】 ITプロパートナーズ | 【第3位】 Midworks |
総合評価 | |||
案件数 | 約15,000件 | 約4,500件 | 約10,000件 |
ユーザーの平均年収 | 876万円 | 964万円 | 862万円 |
ユーザー数 | 45万名以上 | 7万名以上 | 4万名以上 |
特徴 | 登録者・認知度No1のフリーランス・副業エージェント | フルリモート・週2日から稼働できる副業案件が豊富 | 給与保障制度など正社員並みの福利厚生が魅力 |
支払サイト | 15日サイト | 20日サイト | 20日サイト |
公式HP | 公式HP | 公式HP | 公式HP |
※ITプロパートナーズは他のプロパートナーズサービスを含めた全体の平均年収。
データベースエンジニアの主な副業内容・単価相場は?
データベースエンジニアの副業における仕事内容は、大きく「開発・設計」「管理」「運用」の3つに分けられます。
- データベースの開発・設計:クライアントや事業部門からの要望を受けてデータベースの開発・設計を行います。使用するデータベースアプリケーションには「Oracle Database」「Microsoft SQL Server」「PostgreSQL」「MySQL」などがあります。
- データベースの管理:長期間にわたって大量のデータを保存するためのストレージサーバーを最適化します。データの取り出し処理を効率化するためのチューニングを行います。
- データベースの運用:稼動中のデータベースへのアクセス権限の管理やパフォーマンスの監視を担当します。セキュリティ設計を行い、不正侵入やデータの流出を防ぐ役割もあります。
フリーランスのデータベースエンジニアにおける案件単価の相場は約65万円/月です。フリーランス・副業エージェントである『レバテックフリーランス』に掲載されているデータベースエンジニアの案件をのぞくと、最高単価は105万円、最低単価は30万円となっています。
データベースエンジニアの副業案件を最も効率良く獲得する方法
データベースエンジニアの副業案件を獲得する最も効率の良い方法は、フリーランスエージェントを活用することです。自力でクライアントを新規開拓する必要がなく、本業に集中できます。
以下で、データベースエンジニアの副業案件が豊富なフリーランスエージェントを厳選して2社ご紹介します。
ITプロパートナーズ:フルリモート可能なデータベースエンジニアの副業案件が豊富
『ITプロパートナーズ』は、ITフリーランス専門のエージェントであり、フルリモート可能で週2〜3日で稼働できるフレキシブルな案件を豊富に取り扱っています。
フルリモート案件は常駐案件と比べると単価が低くなりがちですが、ITプロパートナーズは商流を挟まないエンド直案件が9割なので高単価案件が多いです。
週末や平日の夜を活用して副業したい会社員や、フリーランス案件を複数掛け持ちしたいデータベースエンジニアにおすすめのエージェントです。
レバテックフリーランス:データベースエンジニアの副業案件数は業界トップクラス
『レバテックフリーランス』は、エンジニア登録者数No1のフリーランスエージェントです。稼働しているエンジニアの平均年収は876万円で、月収100万円以上稼ぐエンジニアも多く在籍しています。
12職種・44言語に対応しており、業界最大級の案件数を保有しています。データベースエンジニアの副業案件数も業界トップクラスです。
Webやインフラなど、スキル別に担当カウンセラーが分かれているので、マッチングの精度が高いと好評です。利用者の2人に1人が初めてフリーランスになる方なので、初心者にも優しいエージェントです。
データベースエンジニアの副業案件例(週2日・土日・フルリモート)
フリーランスエージェントに掲載されているデータベースエンジニアの副業案件をご紹介します。
週2日・土日稼働できるデータベースエンジニアの副業案件例
以下は『ITプロパートナーズ』に掲載されている「週2日の稼働でも参画できる」副業案件です。
案件 | 【DB設計/SQL】Webメディアのデータ基盤構築を担うデータエンジニア募集! |
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月収 | 〜1,000,000円 |
業務内容 | ・データウェアハウスやデータマートなどデータ基盤の設計・構築・運用 ・Cloud DataFlowを利用したETL処理などデータパイプラインの開発・運用 ・Datastreamを利用したAmazon RDSからBigQueryへのCDC連携を実装・運用 ・データ品質の担保やデータバックアップ・リカバリーの構築、データカタログの整備 ・ダッシュボードの開発・運用を通じてBIや経営の意思決定をサポート |
歓迎スキル | ・データウェアハウスやデータマートなどデータ基盤の設計・構築・運用経験 ・データ処理プログラムETLパイプラインの実装・運用経験 ・カラムナーDBの利用経験 (BigQuery、Hadoop、Redshift等) ・RDBMSに関する基本知識と設計・構築経験 ・BigQueryやDataflowやDatastreamなどGCPのデータソリューションの基本知識 |
フルリモートで稼働できるデータベースエンジニアの副業案件例
以下は『ITプロパートナーズ』に掲載されている「フルリモートOK」な副業案件です。
案件 | 【データベース】データ分析支援の求人・案件 |
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月収 | 〜750,000円/月 |
業務内容 | データ分析支援に携わっていただきます。 -顧客の分析要件ヒアリング -分析SQL作成 -BIポータルリリース |
スキル | ・複雑なSQLの開発経験 ・MySQLの経験 |
データベースエンジニアが副業を始めるメリット
週2日の稼働で30万円/月の収入が得られることも
フリーランスエージェントに掲載されている案件をのぞくと、実務経験が3年以上あるデータベースエンジニアであれば、週2日の稼働で30万円/月〜の案件に応募可能です。
会社員として月収を30万円増やすことはかなり難しいですが、エージェント経由で副業案件を獲得できれば容易に達成できます。ただし、実務経験が浅いデータベースエンジニアは副業案件を紹介してもらえない可能性が高いです。
トレンドをキャッチアップできる
副業を行うことは様々な制作・開発現場に参画することになるので、トレンドをキャッチアップする機会が増えます。
副業で知識やスキルレベルを上げておくことで、本業での裁量が大きくなるなど、現職での昇給・昇格も期待できます。また、転職・独立する際にデータベースエンジニアとしての市場価値も高く評価されます。
フリーランスとして独立を目指しやすくなる
副業先で成果を出すことができれば、フリーランスとして業務委託契約を打診され独立できたり、正社員として高待遇でヘッドハンティングされることがあります。
将来的にフリーランスのデータベースエンジニアとして独立したい方にとって、副業は最も近道で効率的な手段です。
データベースエンジニアが副業を始めるデメリット
データベースエンジニアが副業を行うデメリットは以下の通りです。
・副業収入が20万円/年を超えると確定申告する必要あり
・確定申告する場合は日々の帳簿付けが必要
・本業に支障をきたす可能性がある
・副業禁止の会社で副業がバレると解雇されることも
・実務経験が浅いと条件交渉が難しい
上記の通り、副業収入が一定のラインを超えると確定申告する必要があります。もし、確定申告を怠ると本来徴収される税金に加え無申告加算税が上乗せされるので注意が必要です。
また、確定申告に伴い勤務先に副業がバレてしまう可能性があることも頭に入れておきましょう。副業が許可されている場合でも、副業収入の制限や申請の義務など、就業規則で定められているケースがあるので確認しておきましょう。