データサイエンティストの副業案件を獲得したいものの、クライアントの新規開拓に不安を感じていませんか?
筆者自身もそのような不安を抱えていましたが、フリーランスエージェントを活用することで副業案件を獲得でき、今年でフリーランス6年目を迎えます。
当記事では、データサイエンティストの副業案件を獲得する方法を中心に、具体的な業務内容や単価相場について解説します。
実際に5社フリーランスエージェント経由で副業を行なってきた筆者がおすすめするエージェントは以下の2社です。
エージェント | 【第1位】 リモグ | 【第2位】 レバテックフリーランス |
総合評価 | ||
ユーザー平均年収 | 840万円 | 876万円 |
ユーザー数 | 1万名以上 | 45万名以上 |
特徴 | •週2日や夜間だけ参画できる副業案件が豊富 •保有している案件の全てがフルリモート可能 | ・データサイエンティストの登録者数No1のエージェント ・フルリモート可能な高単価案件が豊富 |
支払サイト | 30日サイト | 15日サイト |
公式HP | 公式HP | 公式HP |
データサイエンティストの副業内容・単価相場は?
データサイエンティストの仕事内容は、ビジネス上の課題を洗い出し、その解決に向けてビッグデータの収集・加工・分析を行います。分析結果をもとにした課題解決や状況改善のための施策・立案を行う役割を担っています。
また、分析環境の構築もデータサイエンティストの重要な業務で、業務システムからAPIを通じて取得したデータを収集するプログラム作成、Hadoop・MySQL・NoSQLを用いたデータベース構築・運用なども行います。
活躍のフィールドはIT業界をはじめ、金融やメーカーなど、大規模なデータを扱うあらゆる業界に広がっています。
フリーランスエージェントに掲載されているデータサイエンティスト向けの案件をのぞくと、平均単価は81万円で最高単価は200万円、最低単価は20万円でした。実務経験が3年以上あると、月単価100万円を超える案件が多く、年収換算すると1,000万円を超えるケースがほとんどです。
正社員で働くデータサイエンティストの平均年収が500万円前後なので、フリーランスとして独立することで2倍近い年収を得られることが分かります。
データサイエンティストの副業案件を最も効率良く獲得する方法
データサイエンティストの副業案件を獲得する最も効率の良い方法は、フリーランスエージェントを活用することです。自力でクライアントを新規開拓する必要がなく、本業に集中できます。
以下で、データサイエンティストの副業案件が豊富なフリーランスエージェントを厳選して2社ご紹介します。
リモグ:週2日や夜間だけ参画できる副業案件が豊富
- 週2日や夜間だけ参画できる副業案件が豊富
- 保有している案件の全てがフルリモート可能
- 月収80万円以上の高単価案件が豊富
- 大手エージェントと比べると案件数が少ない
『リモグ』は、保有している案件の全てがフルリモート可能なフリーランスエージェントです。週2日/夜間だけ参画可能なデータサイエンティストの副業案件も多数取り扱っています。
リモグに掲載されている案件のほとんどが直案件であるため、中間マージンが発生せず、月収80万円以上の案件が大半を占めています。
週2日、夜間だけの参画が可能なので、案件の掛け持ちによる収入アップを目指すフリーランスや副業を始めたいデータサイエンティストにおすすめです。
レバテックフリーランス:データサイエンティストの登録者数No1のエージェント
- フルリモート可能な副業案件が豊富
- 担当者のヒアリングや提案が丁寧
- エンド直請け高単価案件が豊富
- ブランク期間を空けないよう調整してくれる
- 実務経験が浅いと案件紹介は不可
『レバテックフリーランス』は、データサイエンティストの登録者数・業界認知度No1のフリーランスエージェントです。
フルリモート可能な高単価案件が豊富で、稼働しているデータサイエンティストの平均年収は876万円です。
Webやインフラなどスキル別に担当カウンセラーが分かれているため、マッチングの精度が高くユーザー満足度が高いです。
データサイエンティストの副業案件例(週2日・土日・フルリモート)
フリーランスエージェントに掲載されているデータサイエンティストの副業案件例をご紹介します。
週2日稼働できるデータサイエンティストの副業案件例
以下の案件は「週2日の稼働でも参画できる」副業案件です。
案件 | 【Python/MySQL】大手顧客の調査分析をリードできるデータサイエンティストを募集 |
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月収 | 〜1,000,000円 |
業務内容 | 顧客企業の課題に対し、調査設計から分析まで担っていただくデータサイエンティスト/コンサルポジションです。 |
スキル | ・データ分析経験(Python) ・分析の前工程として,調査設計の豊富なご経験・大手企業との折衝経験 |
土日に稼働できるデータサイエンティストの副業案件例
以下の案件は「土日のみの稼働でも参画できる」副業案件です。
案件 | 積極的にサービス開発に関わっていただけるデータサイエンティスト募集 |
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月収 | 〜90,000円 |
業務内容 | 膨大なログデータ保持しているものの、それを適切に分析し、戦略に反映できる方が不在の状況です。 本課題解決のために、データ分析の上流工程から参画いただき、日本でのサービス拡大にお力を貸していただける方を募集しています。 <具体的な業務内容> ・分析に必要なテーブル・ログの設計 ・データの分析を用いた、サービス企画やサービス改善点の抽出 ・各指標の予測モデルの構築と意思決定への活用提案の実施 |
歓迎スキル | ・統計に関する基本的な理解 ・SQLを用いた数値集計の経験 ・toCサービスでのデータ分析経験 ・BIツールの利用経験 ・データベースの構築経験 ・プログラミング言語を用いてデータを抽出・加工した経験 ・マーケティングに関する知識 |
フルリモートで稼働できるデータサイエンティストの副業案件例
以下の案件は「フルリモートOK」な副業案件です。
案件 | 【Python/データサイエンティスト】広告運用SaaSツール向け開発の求人・案件 |
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月収 | ~1,450,000円/月 |
業務内容 | Web広告やテレビ広告などのマルチメディア間における、予算アロケーション技術の開発に携わっていただきます。具体的には以下の作業をお任せいたします。 ・クロスメディアパネル履歴データを利用した媒体ごとの効果推定 媒体間の因果関係の分析 ・分析結果に基づく予算アロケーションアルゴリズムの開発 |
歓迎スキル | ・Pythonを用いた開発経験 ・データサイエンティストとしての実務経験3年以上 ・統計数理及びデータ分析の基礎知識を理解した上で、一連のデータ分析及びモデル構築経験 ・機械学習の実務経験 ・数理統計又は経営工学及び情報通信学に関わる修士号 |
データサイエンティストが副業を始めるメリット
週2日の稼働で40万円/月の収入が得られることも
フリーランスエージェントに掲載されている案件をのぞくと、実務経験が3年以上あるデータサイエンティストであれば、週2日の稼働で40万円/月〜の案件に応募可能です。
会社員として月収を40万円以上上げることはかなり難しいですが、エージェント経由で副業案件を獲得できれば容易に達成できます。ただし、実務経験が浅いデータサイエンティストは副業案件を紹介してもらえない可能性が高いです。
トレンドをキャッチアップできる
副業を行うことは様々な現場に参画することになるので、トレンドをキャッチアップする機会が増えます。
副業で知識やスキルレベルを上げておくことで、本業での裁量が大きくなるなど、現職での昇給・昇格も期待できます。また、転職・独立する際にデータサイエンティストとしての市場価値も高く評価されます。
フリーランスとして独立を目指しやすくなる
副業先で成果を出すことができれば、フリーランスとして業務委託契約を打診され独立できたり、正社員として高待遇でヘッドハンティングされることがあります。
将来的にフリーランスのデータサイエンティストとして独立したい方にとって、副業は最も近道で効率的な手段です。
データサイエンティストが副業を始めるデメリット
データサイエンティストが副業を行うデメリットは以下の通りです。
・副業収入が20万円/年を超えると確定申告する必要あり
・確定申告する場合は日々の帳簿付けが必要
・本業に支障をきたす可能性がある
・副業禁止の会社で副業がバレると解雇されることも
・実務経験が浅いと条件交渉が難しい
上記の通り、副業収入が一定のラインを超えると確定申告する必要があります。もし、確定申告を怠ると本来徴収される税金に加え無申告加算税が上乗せされます。
また、確定申告に伴い勤務先に副業がバレてしまう可能性があります。副業が許可されている場合でも、副業収入の制限や申請の義務など、就業規則で定められているケースがあるので確認しておきましょう。