【違いを徹底比較】クラウドワークスとランサーズどっちに登録すべき?

クラウドソーシングサービスの代表格といえば、多くの方が「ランサーズ」か「クラウドワークス」を思い浮かべるでしょう。

「ランサーズとクラウドワークスの両方を知っているけれど、結局どちらを使うのが良いのかわからない」という方は少なくないはずです。

そこで当記事では、ランサーズとクラウドワークスの様々な観点を比較することで、フリーランスにとってどちらのサービスが使いやすいのかを解説します。比較する項目は以下の通りです。

項目名ランサーズクラウドワークス
案件数
案件の質
手数料
知名度
サポートの充実度

フリーランスとして7年以上活動し、実際8社クラウドソーシングを利用した筆者がおすすめするクラウドソーシングは以下の2社です。

サービス名【第1位】

クラウドワークス
【第2位】

ITプロパートナーズ
総合評価
案件数約300万件約4,000件
特徴登録者数・案件数No1のクラウドソーシングサイト月60万円以上・フルリモート・週3日から稼働できる案件が豊富
公式HP公式HP公式HP
目次

手数料率はランサーズが16.5%・クラウドワークスは5〜20%

クラウドワークス』の手数料率は報酬額によって異なります。

報酬額手数料率
20万円超の部分5%
10万円〜20万円の部分10%
10万円以下の部分20%
タスク形式での報酬20%

一方で、ランサーズでは手数料率が一律16.5%に設定されています。

つまり、報酬額が10万円以下であればランサーズがお得、報酬額が10万円以上であればクラウドワークスがお得です。

仮払い制度・福利厚生・スクリーニングなどサポートの充実度

サポートの充実度はランサーズの方に軍配が上がります。

・安全な報酬支払いの仕組み
・依頼アドバイス機能
・フリーランストータルサポート
はクラウドワークスにはないサポートです。

個人的には依頼アドバイス機能がおすすめです。報酬が明らかに低すぎる案件や、納期が短すぎるなどの案件をユーザーがランサーズに通報できる機能で、法外な条件で募集をするクライアントを排除できます。

一方で、クラウドワークスにはクライアントの前払い制度やスタッフのサポート制度があるので、クラウドワークスでも十分安全に働けますが、フリーランス目線ではランサーズのサポートの方が充実しています。

総案件数はクラウドワークスが約300万件・ランサーズは約210万件

案件数を比較すると、クラウドワークスの方が圧倒的に多いことがわかります。

「ライティング」で検索した場合、クラウドワークスの案件数は約55万件であるのに対し、ランサーズは約12万件と、およそ5倍の差があります。

「プログラミング」で検索した場合、クラウドワークスが約17,000件、ランサーズが約8,100件と、クラウドワークスの案件数がランサーズの約2倍となっています。

「Webデザイン」で検索した場合、クラウドワークスは約9,600件、ランサーズは約9,200件と、大きな差はありませんが、それでもクラウドワークスの案件数の方が多い結果となっています。

これらのデータから、全体的にクラウドワークスの方が案件数が多いことがわかります。特にライティングやプログラミングといった分野では、その差が顕著に表れています。

案件数が多いということは、フリーランスにとって仕事を選択する幅が広がることを意味します。自分のスキルや経験に合った案件を見つけやすくなり、仕事を安定的に確保しやすくなるでしょう。

案件の質は両社とも低単価案件があり注意が必要

案件の質に関しては、ジャンルや時期によって変動はあるものの、クラウドワークスとランサーズの間に大きな差はないようです。両サービスとも、優良な案件があるものの、時給換算で100円を下回るような低単価の案件も存在しています。

クラウドソーシングサービスでは、幅広いジャンルの案件が取り扱われているため、案件の質にばらつきがあるのは避けられません。フリーランスとしては、自分のスキルや経験に見合った報酬の案件を見極める必要があります。

特定の職種で1年以上の実務経験がある方で、高単価案件を探している場合は、クラウドソーシングサービスよりもフリーランスエージェントを活用することをおすすめします。

特に、株式会社Hajimariが運営する『ITプロパートナーズ』は、リモートOK、週2日から参画可能な案件が豊富なのでおすすめです。

私がフリーランスとして独立した当初は、ITプロパートナーズで週3日稼働40万円/月の案件をライスワークとしつつ、残りの週4日で自社サービスの立ち上げに注力していました。

両社の口コミ・評判まとめ

ランサーズとクラウドワークスを利用しているユーザーの口コミ・体験談をまとめてみました。

ランサーズの口コミ・体験談

ランサーズ
総合評価
( 3.5 )
メリット
  • 実務経験が浅くても案件を獲得できる
  • 請求書の作成が不要なので楽
  • エスクロー(仮払い)があるので安心
デメリット
  • 競合が多く安定した収入にはなりにくい
  • 単価が低い案件が多い
  • 悪質なクライアントも一部いる

ポジティブな評判で多かったのは「請求書作業がいらない」「エスクロー(仮払)があるから安心」という口コミです。

月末になるとランサーズのありがたさがわかる。請求書めんどくさい。
クラウドソーシングは面倒な請求書作業がいらないところも魅力的なのさ。

(引用元:X)

ランサーズなどのクラウドソーシングは手数料は取られるけれど、お金のやりとりで時間と心を消耗されない点は良き。

(引用元:X)

ランサーズのお仕事第2弾終わった。第1弾を激安でうけたら、リピートで第2弾くれました。

で、第3弾の打診が。これはすごくレアなケースかもだけど、こうやってお仕事ってもらっていくのかなって。クライアントと飲みに行きたい気分

(引用元:X)

ランサーズ2月の収益報酬:33000円

1月からランサーズ始めてついに3万円超え!3月の収益は3日時点でもうこれを超える勢い!コンスタントに自作動画作ってポートフォリオに載せてれば結構見てくれてる

ランサーズは直接依頼結構くるから待ちでも稼げたりする。

(引用元:X)

ライティングを始めて3ヶ月で認定ランサーに昇格し、先月シルバーランサーに降格してたけど今月また認定ランサーになりました。

こういう制度があるランサーズは、初心者でも、副業か本業かを問わず楽しみながら続けやすいよね。

(引用元:X)

「単価が低い案件が多い」といったネガティブな口コミも見受けられました。

久しぶりにランサーズの案件を検索してみた。0.1円という激低単価な案件もあれば、文字単価9円程度の案件まで様々なプロジェクトがあった。

思ったのは、やっぱり初心者向け案件とプロ向け案件が混在していて見にくい。

(引用元:X)

クラウドワークスもランサーズも低単価案件多いし手数料も取られるし、たまにある優良価格のは大人気で私が選ばれる訳もなく、なかなか目標金額達成するのは難しそうですね。SNSでも探してみてるけどあんまり見つからない、、

(引用元:X)

クラウドワークスの口コミ・体験談

クラウドワークス
総合評価
( 4 )
メリット
  • 実務経験が浅くても案件を獲得できる
  • 福利厚生が充実している
  • 請求書の作成が不要なので楽
  • エスクロー(仮払い)があるので安心
デメリット
  • 競合が多く安定した収入にはなりにくい
  • 単価が低い案件が多い
  • 悪質なクライアントも一部いる

ポジティブな評判で多かったのは「案件数が多く初心者でも受注できた」「10万円/月以上稼ぐことができた」という口コミです。

今日は1日時間に余裕があったのでクラウドワークスで営業してみました
5件応募し、めっちゃ簡単なSTUDIOのサイト制作を1件受注!
・急ぎで納品してほしい案件は返信率高い
・新着案件はライバルがまだ少ないため受注しやすい
朝1で新着案件に応募するとその日のうちに受注できる確率もあがりますね

(引用元:X)

まずはクラウドワークスで仕事をゲットして3時間弱で納品。2500円
自分の得意で実体験ネタなので、あまり辛いとかではなく、むしろ楽しかった
インプットも大事だけどやはり、学びながらアウトプットして、小さな成功体験を積んで、さらにそれを自己投資していく。

(引用元:X)

大学生ブロガーは、クラウドワークスでライターやるのもおすすめ

・仕事数がマジで多い
・仕事の種類もマジで多い
・最近アプリ使い易くなった
クラウドワークスは最大手なんで、初心者なら1番稼ぎやすいかな?俺も10万稼げたし、やってみてくれ

(引用元:X)

クラウドワークスでWordPressやGoogleアナリティクス関連の案件を中心に仕事受けてるんだけど、1ヶ月くらいで10万円ちょっとは稼げた。継続的に仕事くれる人結構いるし、単価の上げ方も分かってきた感あるから、うまくやりながら続ければ結構ちゃんと稼げそうだと思った。

(引用元:X)

クラウドワークスでお祈りメールが来たので、今回もダメ元で理由をお聞きしました。

・実績がイメージと違う
・レスの速さや丁寧な文章と読みやすさはとても良い

こういったお金にならない、そして手間がかかることに対しても真摯に対応してもらえると、一緒に仕事したかったなぁって思います。

(引用元:X)

一部「単価が低い案件がある」「手数料が高い」といったネガティブな口コミも見受けられました。

今クラウドワークス経由でやってる記事で文字単価0.7円のがある…。しかし20%手数料で引かれるから入ってくる金額で計算すると実質0.5円に近い。。
ライター始めた当初からお世話になってるから言わないできたけどそろそろ文字単価アップをお願いしてみよう

(引用元:X)

20,000円の記事納品して、クラウドワークスで支払いしてもらったんだけど、手数料引いて15,600円かぁ。

分かっちゃいるけど、手数料エグいな

(引用元:X)

クラウドワークス・ランサーズ両社の特徴まとめ

どちらにも良し悪しがあるので、目的に合わせて『ランサーズ』と『クラウドワークス』を使い分けることをおすすめします。最初はどちらにも登録しておいて、最終的に使いやすい方に絞ると良いですね。

どちらも在宅ワークしたいフリーランスや、土日や平日の夜に副業したいサラリーマンの方に適しています。

項目名ランサーズクラウドワークス
案件数
案件の質
手数料
知名度
サポートの充実度
目次