当記事では、数あるファクタリング会社を徹底的に比較し、法人におすすめのファクタリング会社をランキング形式で7社ご紹介します。比較検証は以下の4項目について行いました。
①審査から入金までのスピード(最短10分〜即日)
②ファクタリングにかかる手数料率(最低1%〜20%)
③調達可能額(下限1万円〜上限数億円)
④ユーザーの口コミ良好度
各社、手数料率や入金スピード、手続き方法、調達可能額などを紹介しているので、ぜひ比較検討してみてください。
実際に4社ファクタリングを利用した筆者がおすすめする法人向けファクタリング会社は以下の3社です。
サービス名 | 【第1位】 ビートレーディング | 【第2位】 QuQuMo | 【第3位】 日本中小企業金融サポート機構 |
総合評価 | (5.0 / 5.0) | (4.5 / 5.0) | (4.0 / 5.0) |
手数料率 | 2%〜12% | 1%~14.8% | 1.5%〜 |
入金スピード | 最短2時間 | 最短2時間 | 最短3時間 |
手続き | オンライン完結 | オンライン完結 | オンライン完結 |
利用可能額 | 10万円〜数億円 | 1万円〜上限なし | 1万円〜上限なし |
公式サイト | 公式HP | 公式HP | 公式HP |
法人におすすめの即日ファクタリング会社7選
法人におすすめの即日ファクタリングをランキング形式で7社ご紹介します。
ビートレーディングは10万円〜7億円までの買取実績あり
- 手数料が業界トップクラスの低さ
- 手続きはオンライン完結で入金までのスピードが早い
- 2社間契約なので取引先にバレない
- 少額の売掛債権にも対応している
- 必ず即日入金されるわけではない
運営会社 | 株式会社ビートレーディング |
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拠点 | 東京・仙台・名古屋・大阪・福岡 |
手数料 | 3社間契約2%〜9%・2社間契約で4%〜12% |
利用可能額 | 10万円〜数億円 |
累計取引数 | 累計取引者数58,000社/5.8万社の実績 |
入金スピード | 最短2時間 |
『ビートレーディング』は、ファクタリング業界の中でも古くからある会社で、取引実績も業界トップクラスです。
創業直後の中小企業、個人事業主など、幅広い業種の方でも資金調達可能です。実際に10万円から7億円までの買取実績があります。審査に必要な書類は通帳のコピー(表紙付き、直近3か月分)と売掛金に関する資料(請求書、契約書など)のみであり、決算書を用意する必要はありません。
手数料率は3社間契約で2%〜、2社間契約で4%〜となっています。公式サイトで利用目的や調達希望日、業種などの質問に答え、会社情報を送信することで買取金額や手数料の無料診断ができます。
QuQuMoはオンライン完結で入金まで最短2時間
- 手数料が業界トップクラスの低さ
- 手続きはオンライン完結で入金までのスピードが早い
- 2社間契約なので取引先にバレない
- 申し込みから最短2時間で資金調達できる
- 個人事業主・フリーランスも利用可能
- 少額の売掛債権にも対応している
- オンラインでの申込みが苦手な方は逆に面倒
運営会社 | 株式会社アクティブサポート |
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手数料 | 1%~14.8% |
利用可能額 | 数万円から金額上限なし |
手続き | オンライン完結 |
入金スピード | 最速2時間 |
『QuQuMo』は、オンライン完結型のファクタリングサービスなので、振り込みまでのスピードが早く、手数料も安いのが特徴です。
手続きがスムーズにいけば、申込10分・見積もり30分・送金手続き60分の計2時間程度で資金調達が完了します。
QuQuMoの手数料率は、1%〜14.8%と業界内でもトップクラスに低い手数料率なので、優先的に見積もりを取っておきたいファクタリング会社です。お見積もり時の信用情報や、買取金額を元に手数料率が決定されます。
日本中小企業金融サポート機構は非営利団体が運営しており手数料が業界最安
運営会社 | 日本中小企業金融サポート機構 |
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手数料 | 1.5%〜 |
利用可能額 | 制限無し |
手続き | オンライン完結 |
入金スピード | 最短3時間 |
メリット | ・手数料が業界最安水準 ・郵送やオンラインで手続きが完結する ・経営コンサルティングを受けられる ・補助金申請の支援をしてもらえる |
デメリット | ・売掛先が法人であることが条件 ・2社間ファクタリングの手数料はやや高め |
『日本中小企業金融サポート機構』は、ファクタリング業界では珍しい非営利団体となっています。1つでも多くの中小企業を救済し、役に立ちたいという思いから、最低限の手数料にてファクタリングを請け負っています。
審査に必要な書類は通帳のコピー(表紙付き、直近3か月分)と売掛金に関する資料(請求書、契約書など)のみであり、決算書を用意する必要はありません。
また、日本中小企業金融サポート機構では、通常のファクタリング業務と並行して、経営及び各種コンサルティング業務を行っています。
その場しのぎのファクタリングではなく、経営を根本的に見直したい経営者や、資金繰りを改善させる方法について相談したい経営者におすすめです。
PayTodayはAIを活用したスピーディーな与信判断
運営会社 | Dual Life Partners株式会社 |
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手数料 | 1〜9.5% |
振込期間 | 即日振込 |
手続き | オンライン完結 |
メリット | ・業界最安級の手数料(上限9.5%) ・AIを活用したスピーディーな与信判断 ・取引先への通知が不要な2社間ファクタリング ・オンラインで完結/対面での面談不要 |
デメリット | ・審査が他社に比べると厳しめ ・必ずしも手数料が安くなるわけではない |
『PayToday』では、AIを活用した与信判断を行なっているので、審査から入金までのスピードがかなり早いです。場合によっては即日での振り込みも可能です。
一般的なファクタリング業者に見積もりを依頼すると、10%〜20%の手数料を提示されるケースが多いですが、PayTodayでは上限手数料が9.5%に設定されています。※最低手数料は1%〜
また、通常であれば30〜45日先までの債権しか買取ってもらえないケースが多いですが、PayTodayでは最大90日後の債権まで買い取ってくれます。
アクセルファクターは支払いまでの時間が長い売掛債権にも対応
運営会社 | 株式会社アクセルファクター |
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手数料 | 2〜20% |
振込スピード | 5割以上が即日入金 |
契約方法 | 対面 / 郵送 / オンライン |
調達可能額 | 30万〜1億円 |
メリット | ・審査通過率が93%と高い ・支払いまでの時間が長い売掛債権にも対応 ・最短即日で振込 ・赤字でも利用可能 |
デメリット | ・大型債権(1億円以上)は利用できない ・請求先が個人の売掛債権は利用できない ・手数料率の上限が高い |
『アクセルファクター』は、大手グループ会社が運営するファクタリングサービスなので、調達可能額の上限が1億円と高額な債権にも対応しています。
幅広い業種に対応しており、建設業・運送業・IT業・アパレル業など、様々な企業から高い支持を獲得しています。最長で6ヶ月(180日)までの売掛金を買い取り対象にしているので、建設業界など支払いまで期間が長く未回収リスクが高い売掛金にも対応しています。
また、手数料率は2%~とファクタリング会社の中でも最安レベルの水準を維持しており、審査通過率も93%と高い水準を誇っています。
ジャパンマネジメントは幅広い売掛債権に対応
運営会社 | 株式会社ラインオフィスサービス |
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対応エリア | 全国 |
振込スピード | 最短即日 |
手数料 | 3%〜20% |
上限金額 | 最大5,000万円 |
取引方法 | 2社間・3社間ファクタリング |
メリット | ・審査から入金までのスピードが早い ・少額の売掛債権にも対応 ・幅広い売掛債権に対応している |
デメリット | ・手数料率の上限が高い ・買取可能な売掛金の上限が低い |
『ジャパンマネジメント』は、事業規模の大小を問わず、個人事業主から中小企業までを対象としたファクタリングサービスを行なっています。
売掛債権の金額は50万円~5,000万円までと幅広く、2社間ファクタリングと3社間ファクタリングにも対応しています。手数料の相場としては、2社間ファクタリングで10%~20%、3社間ファクタリングで3%~10%となっています。
手数料については、売掛金の種類や売掛先の規模・財務状況などに応じて算出され、売掛債権額の80~90%が買取り対象となります。
債権の未回収リスクはすべてジャパンマネジメントが負うので、売掛債権管理の軽減も図ることができます。
バイオンは最低買取金額5万円〜調達可能
運営会社 | 株式会社バイオン |
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手数料 | 一律10% |
担保・保証人 | 不要 |
手続き | オンライン完結 |
入金スピード | 最短60分 |
『バイオン』は、中小企業から個人事業主までを対象にしているオンライン完結型のAIファクタリングサービスです。
AIを用いた独自の審査システムを用いることで手続きのスピード化を実現しており、最短60分で審査結果をメールで受け取ることができます。
手続きの際、来店による面談や書類の郵送は一切不要で、全ての手続きをネット上で行うことができます。時間帯によっては契約後の即日入金も可能です。料金に関して、初期費用や月額費用は一切発生せず、一律10%の手数料となっています。
法人がファクタリングを活用するメリット
業績に関わらず売掛債権を現金化できる
ファクタリングの大きなメリットの一つは、自社の業績が芳しくない状況でも資金調達が可能な点です。一般的な銀行融資であれば、赤字などの業績不振があると融資を受けられない場合が多いです。
一方でファクタリングは、売掛先企業の業績が良好であれば、自社の状況に関わらず売掛債権を現金化できます。税金などの未払いがある場合でも、ファクタリングであれば対応してもらえる可能性が高いです。
最短即日での資金調達が可能
ファクタリング会社によっては最短即日での現金化が可能なため、運転資金や設備投資などの急な支払いにも対応でき、資金繰りの面でも安心できます。
銀行融資や公的融資の場合、審査や手続きに時間がかかるため、数日から数週間ほど時間がかかるのに対し、ファクタリングであれば最短で数時間程度で現金を受け取れます。
売掛債権の未回収リスクを最小限に抑えられる
売掛金は支払いを受けるまで現金化できないため、黒字倒産のリスクもあります。ファクタリングを利用すれば、売掛金の支払い期日を待たずに現金化でき、経営資金に余裕が生まれます。
償還請求権の無いファクタリングを利用すれば、取引先が倒産した場合でも回収リスクを回避できます。
法人がファクタリングを活用するデメリット
20%〜30%程度の手数料がかかることも
ファクタリングは利便性の高い資金調達手法である一方で、手数料が高くつく可能性があります。銀行融資では1%代の利息で済むのに対し、ファクタリングでは最大で20%〜30%程度の手数料がかかることもあります。
特に取引先との信頼関係を重視した2社間ファクタリングを利用する場合、その分手数料を多く払う必要があります。
売掛金の額までしか資金調達できない
ファクタリングのデメリットとして、売掛金の金額までしか資金を調達できないことが挙げられます。
設備投資など多くの資金が必要な場合、銀行からの融資の方が適しています。ファクタリングは資金繰りを改善し、キャッシュフローを整える目的で利用するのが最適です。
3社間ファクタリングだと取引先にバレる
3社間ファクタリングを利用する場合、取引先企業がファクタリング会社に直接支払う必要があるため、ファクタリングを利用していることがバレてしまう恐れがあります。
取引先に自社が資金調達に困っているという印象を与える可能性もあるため注意が必要です。ただし、普段から相談しやすい関係性の売掛先であれば、ファクタリングの利用に納得してもらえるでしょう。
法人のファクタリング審査においてチェックされる項目
法人の設立日
ファクタリング会社の中には、設立から1年未満の若い法人を審査対象外とするケースもあります。
ただし、設立間もない法人でも売掛金が発生していれば、問題なくファクタリングに対応してくれる業者も多いです。
売掛先の信用力
ファクタリングにおいて最も重要な審査項目は、売掛先が確実に売掛金を支払ってくれるかどうかという点です。
売掛先の支払い能力を資金繰りから直接確認することはありませんが、リサーチ会社からの信用情報である程度判断できるため、社会的信用力のある会社かどうかが特に重視されます。
売掛債権の有無
売掛債権がすでに存在しなかったり、取引自体が発生していなかったりすれば、詐欺行為に当たるため、その点はしっかりと証明できるようにしておく必要があります。
また、すでにファクタリング済みの債権を他社で再度ファクタリングすることは二重譲渡となり、これも詐欺罪に問われるので注意が必要です。
売掛債権の支払期日
売掛債権の支払期日が短いほど、ファクタリング審査に通過しやすい傾向があります。支払期日が長くなればなるほど、ファクタリング業者にとって売掛債権が未回収となるリスクが高まるためです。
そのため、業者は支払期日にも注目し、一般的に短いほど安全性が高いと判断することを覚えておきましょう。