2024年最新!VPNおすすめランキング10選

セキュリティ対策や海外版のVOD視聴、ジオブロック回避の目的でVPNを利用したい方向けに、通信速度が速く安全に利用できるVPNを厳選して10社ご紹介します。

日本から海外版のVOD(Netflix、Daznなど)を視聴したい、海外から日本のVOD(Tver、Netflixなど)を視聴したい、テレワークや公共Wifiなどセキュリティが気になる方はぜひ参考にしてみてください。

目次

VPNとは?ビジネス・プライベートにおける具体的な利用シーン

VPNはVirtual Private Networkの略称で、送信側と受信側の双方に設置した機器でカプセル化と呼ばれる処理を行うことで、第三者には見えない仮想トンネルを形成し、インターネット接続時のセキュリティを高めることができます。

情報セキュリティ対策をしていない場合、インターネット通信時に第三者によって情報を閲覧したり盗んだりしやすい状態になっていますが、VPNを利用すればデータを簡単に閲覧・解読できないよう対策できます。

ビジネスにおけるVPNの具体的な利用シーンとしては、リモートワークしている際に社内システムへアクセスするときや、社外のWi-Fi利用するとき、社外秘の情報を送受信するときなどが挙げられます。

プライベートシーンにおいては、日本から海外版のVOD(Netflix、Daznなど)を視聴したい時や、海外から日本のVOD(Tver、Netflixなど)を視聴したい時に利用されるケースが多いです。

VPN選びでチェックすべき項目

VPNを比較検討する際は以下の項目をチェックするようにしましょう。

料金プランが目的に合っているか:趣味や遊び、動画コンテンツの視聴で使う目的なら最安プラン、日常や仕事で機密データを扱うなら上位プランがおすすめ。

サーバー設置国・サーバー数:通信の安定性や速度を維持するために重要な指標です。

通信速度:前提、VPNの通信速度4G・5G回線やWi-Fi通信に比べて遅いです。VODやオンラインゲームなどを楽し見たい方は、最大通信速度をチェックしておきましょう。

対応デバイスと同時接続台数:VPNの対応デバイス(Windows/macOS/Android/iOS/Linuxなど)を確認しておきましょう。また、1つのVPNアカウントで同時に接続できるデバイス数も確認しておきましょう。

セキュリティレベル:AES-256を採用しているか、ノーログポリシーを採用しておりログが保持されないかなどを確認しておきましょう。

【有料】VPNおすすめランキング6選

NordVPN:通信速度が早いという口コミが多数

NordVPN
総合評価
( 5 )
メリット
  • 通信速度が早いという口コミが多数
  • 料金は長期契約にすると格安になる
  • スペシャリストからの評価も高いセキュリティレベル
  • 世界各地にサーバーが設置されている
デメリット
  • 海外の動画サービスは地域によってはNG
月額料金2年プラン:630円〜
1年プラン:770円〜
1カ月プラン:2,030円〜
お試し期間30日間返金保証
接続デバイス数10台
サーバー設置数111ヵ国6800台以上
サポート方法メール・チャット

NordVPN』は、通信速度が速いと口コミでも好評で、セキュリティやサポート対応も強く、初めてVPNを使う人やビジネスシーン、海外旅行でVODを視聴したい方におすすめのVPNです。

接続可能な国やサーバー台数は111ヵ国6800台以上と他社VPNを圧倒しており、同時に接続できるデバイス数も10台と非常にコスパが高いサービス内容となっています。

公式サイトも日本語対応しており、メール・チャットサポートは英語ですが日本語で質問すれば翻訳アプリを使って対応してくれます。

NordVPNでは、ベーシック・プラス・コンプリートの3つのプランがあり、サブスクリプション期間によって料金が異なります。

2年プラン1年プラン1カ月プラン
ベーシックプラン630円/月770円/月2,030円/月
プラスプラン780円/月930円/月2,190円/月
コンプリートプラン940円/月1,080円/月2,340円/月

おすすめは、Nord製品のバンドルが含まれるコンプリートプランです。パスワードマネージャー、暗号化されたクラウドストレージを利用し、すべてのデータとアクティビティを保護してくれます。

Millen VPN:専用アプリで簡単接続・月額396円~

月額料金2年プラン:396円/月
1年プラン:594円/月
1カ月プラン:1,738円/月
お試し期間30日間返金保証
接続デバイス数10台
サーバー設置数74ヵ国1300台以上
サポート方法メール・チャット

Millen VPN』は、アズポケット株式会社が運営する国産のVPNサービスです。海外から日本のWEBサービスや動画配信サービスに接続したい方におすすめです。

AES-256を採用した高いセキュリティレベルと、世界74ヵ国1300台以上のサーバーで高速通信を可能にしています。

ログは保存しないので、個人情報などのプライバシーは保護されます。長期プランであれば月額料金は業界最安級であり、何かトラブルがあった際も日本企業が運営なので安心です。

ExpressVPN:無制限の帯域幅・超高速VPNサーバーに自由に接続

月額料金1カ月:12.95ドル
6カ月:9.99ドル
12ヶ月:6.67ドル(3ヶ月無料分)
お試し期間30日間返金保証
接続デバイス数5台
サーバー設置数100ヵ国3000台以上
サポート方法メール・チャット

ExpressVPN』は、Lightwayプロトコルという独自の技術により、高速で安全な通信を実現しています。全てのサーバーで独自の暗号化されたDNSを利用しており、セキュリティも最高クラスの暗号化規格AES-256を採用しています。

UIがシンプルでわかりやすいデザイン設計なので、VPNアプリ初心者の方でもでも直感的に操作できます。ジオブロック解除に強く、100か国以上の拠点を持っているので多くの国のコンテンツにアクセスできます。

セキュリティに関してはパスワードマネージャーが組み込まれており、プライバシーを強化できます。アクティビティログもないので、個人情報が記録されることはありません。

Surfshark:1つのアカウントで複数デバイスに接続可能

月額料金2年プラン:299円〜
1年プラン:479円〜
1カ月プラン:1,559円〜
お試し期間30日間返金保証
接続デバイス数無制限
サーバー設置数100ヵ国3200台以上
サポート方法メール・チャット

Surfshark』は、オランダに拠点があるSurfshark B.V.が運営する世界的に有名なVPNサービスです。100カ国・3200台以上のサーバーを利用できる上、同時接続台数制限が無制限である点が強みです。

1つの契約で家族のデバイスもVPN利用できるので、家族と共有で利用したい方やたくさん端末を持っているはコスパよく利用できます。

「Starter」「One」「One+」の3つのプランが提供されており、上位プランではPCやスマホのウイルス・マルウェア対策の機能が搭載されています。ビジネスではなくプライベートで利用したい方は、一番安いStarterプランで十分です。

CyberGhost:業界最先端のAES 256ビット暗号化

月額料金2年プラン:290円
6カ月プラン:1,000円
1カ月プラン:1,790円
お試し期間45日間返金保証
接続デバイス数7台
サーバー設置数90ヶ国6800台以上
サポート方法メール・チャット

CyberGhost』は、90ヶ国・9,800台を超えるサーバーからなる強力なネットワークと通信速度の速さが強みのVPNです。オンラインゲーム、トレント、4Kストリーミングにも十分な速度です。

また、ジオブロック解除にも強く、Netflix、Prime Videoなども問題なく視聴できます。一方で、DisneyPlusや英国のNetflixのブロックを解除できなかったなどの声も見受けられます。

アプリは直感的で操作しやすいUIですが、接続時や切断時に通知が表示されないため、いつ切断されてしまったかが分かりにくい点がデメリットです。

セカイVPN:海外から日本国内限定の動画サービスを利用可能

月額料金1,100円/月
お試し期間最大2か月無料
接続デバイス数3台
サポート方法メール

セカイVPN』は、株式会社インターリンクが提供する国産のVPNサービスです。多様なプロトコルに対応し、10ヶ国のサーバーからIPアドレスを選択して利用できます。IPアドレスによる利用制限があるコンテンツや、海外から日本国内限定の動画配信サービスを視聴したい方におすすめです。

一方で、セカイVPNの公式HPでは、ノーログポリシーについての明確な記載がなく、ユーザーのインターネット利用履歴が保存されてしまうなど様々なリスクを伴っています。

インターリンク社が情報漏洩しなければ問題ないですが、ログが保持されているというだけでちょっと不安な感じがしてしまいますね。

【無料】VPNおすすめランキング4選

HideMe:月間10GBまで無料

HideMe』は、有料のVPNですが月間10GBまでは無料で利用できます。

ノーログポリシーを採用しており、ログファイルは保存しないというポリシーを打ち出しているので、プライバシーの保護の観点では非常におすすめできるVPNです。

公式サイト、アプリ、メールサポートについても日本語に対応しているので、基本的な操作方法についてや何かトラブルがあった際も安心して利用できます。

ProtonVPN:制限なしだが速度が遅い

ProtonVPN』は、スイスが拠点のVPNサービスです。日本・アメリカ・オランダの3ヶ国であれば、無料プランでも通信制限なしで利用できます。

また、有料プランにおいても最初の7日間は無料で利用できます。有料プランであれば、最大10Gbpsの通信速度なので動画を閲覧する際もストレスなく視聴できますが、無料プランは通信速度が遅いという口コミが見受けられました。

Windscribe:月間10GBまで無料

Windscribe』は、サーバーロケーション10ヶ国のみという制限はありますが、1か月あたり10GBまで無料で利用できます。また、無料でも複数デバイスで使用可能という点は大きなメリットです。

有料プランであれば、年払い49ドルで60ヶ国のサーバーに接続可能になります。

TunnelBear:月間500MBまで無料

TunnelBear』は、カナダに拠点があるVPNサービスで、接続方法が非常に簡単な点と通信速度が速い点に定評があります。

無料で利用する場合は月間500MBまでという規制があり、それ以上利用したい場合は月額約650円(1年契約の場合)の費用がかかります。

無料VPNを利用するメリット・デメリット

メリットデメリット
◎ 費用がかからない
◎ 匿名性を保てる
× ハッキングやデータ盗難のリスクあり
× データ通信量に制限がある
× 通信速度が遅い
× サポートが欠如している

有料のVPNであれば、クレジットカードなどの情報を入力してユーザー登録する必要がありますが、無料のVPNはメールアドレスとパスワードの設定だけで利用を開始できます。

一方で、有料VPNほど強固なセキュリティ対策は行なっておらず、ハッキングやデータ盗難のリスクがあります。また月間のデータ通信量に制限があったり、通信速度が遅いケースが多いです。

VPNをビジネスシーンで利用する方や、動画コンテンツを視聴することを目的に利用する方は有料のVPNがおすすめです。

有料のVPNを利用するメリット・デメリット

メリットデメリット
◎ 通信速度が速い
◎ 接続できるデバイス数が多い
◎ セキュリティが強固
◎ サポートが充実している
× 費用がかかる

有料のVPNは無料のVPNとは異なり、サーバーの設置国・台数が多いので通信速度が安定しており、快適に動画コンテンツを視聴できます。1つのVPNアカウントに対して複数のデバイスに接続できるので、家族とシェアすることも可能です。

また、有料のVPNはAES-256の採用、キルスイッチ、ノーログポリシー、トラフィック難読化などが設定されており、セキュリティ面においても安心して利用できます。ビジネスシーンにおいて、個人情報など機密情報を扱っている方にもおすすめできます。

VPNに関してよくある質問

VPN選びで重視すべき機能は?

サーバー設置国・台数、セキュリティ対策、通信速度、対応デバイスと同時接続台数はVPNを比較検討する際、必ずチェックしておきましょう。

無料VPNは使うべきではない?

無料VPNは、サービスによってはセキュリティ対策が弱かったり、運営元が情報を抜いている可能性があります。また、無料VPNはサーバー台数や設置国数が少ないので、アクセスを分散できず、有料VPNに比べると通信速度が遅い傾向にあります。

VPN使っていると通信速度が遅くなるのはなぜ?

VPNは、アクセスが集中しやすい時間帯や、サイズの大きいデータをやり取りすると通信速度が遅くなります。
VPNサーバの切り替えやデバイスの再起動、モデムやルーターの調整などを実施しても速度が遅い場合、利用しているVPNのプランの見直しを検討しましょう。

VPNが安全かどうか確認するには?

セキュリティ対策が施されているVPNは、AES-256の採用、キルスイッチ、ノーログポリシー、トラフィック難読化などが設定されています。

在宅勤務でもVPNは必要?

自宅で利用しているWi-Fiのセキュリティ対策が十分でない場合、その通信を盗み見することが可能です。もし、仕事で機密情報を扱う場合はVPNを経由したほうが安全です。

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