Terraformの副業案件を獲得したいものの、クライアントの新規開拓に不安を感じていませんか?
筆者もそのような不安を抱えたまま独立しましたが、フリーランスエージェントを活用することで副業案件を獲得でき、今年でフリーランス6年目を迎えます。
当記事では、Terraformの副業案件を獲得する方法を中心に、具体的な業務内容や単価相場について解説します。
実際に5社フリーランスエージェント経由で副業を行なってきた筆者がおすすめするエージェントは以下の2社です。
エージェント | 【第1位】 リモグ | 【第2位】 レバテックフリーランス |
総合評価 | ||
ユーザー平均年収 | 840万円 | 876万円 |
ユーザー数 | 1万名以上 | 45万名以上 |
特徴 | •週2日や夜間だけ参画できる副業案件が豊富 •保有している案件の全てがフルリモート可能 | ・エンジニアの登録者数No1のエージェント ・フルリモート可能な高単価案件が豊富 |
支払サイト | 30日サイト | 15日サイト |
公式HP | 公式HP | 公式HP |
Terraformの副業における業務内容・単価相場は?
Terraformの副業では、主にインフラの構築・管理・自動化に関する業務が中心となります。具体的な業務内容は以下の通りです。
インフラ構築のコード化:AWS、Azure、GCPなどのクラウド環境やオンプレミス環境におけるインフラリソース(サーバー、ネットワーク、データベースなど)をTerraformのコードで定義し、自動的に構築する。
インフラの変更管理:Terraformのコードを修正することで、インフラの変更を安全かつ効率的に行う。
インフラのバージョン管理:TerraformのコードをGitなどのバージョン管理システムで管理し、変更履歴を追跡する。
インフラの状態管理:Terraformの状態ファイルを用いて、インフラの現在の状態を把握し、コードとの差異を検出する。
CI/CDパイプラインへの組み込み:TerraformをCI/CDパイプラインに組み込み、インフラの変更を自動的にテスト・デプロイする。
Terraformモジュールの作成:再利用可能なTerraformモジュールを作成し、インフラ構築の効率化を図る。
技術コンサルティング:Terraformの導入・運用に関する技術的なアドバイス、課題解決のサポートを行う。
フリーランス・副業エージェントである『レバテックフリーランス』で公開されているTerraformの案件単価は平均65万円/月、最高単価は90万円/月です。
Terraformは週1日〜2日・フルリモートで参画できる副業案件が多く、実務経験が3年以上あるエンジニアは選考フローで優遇されるので、実務経験に自信がある方はぜひ募集要項をチェックしてみてください。
Terraformの副業案件を最も効率良く獲得する方法
Terraformの副業案件を獲得する最も効率の良い方法は、フリーランスエージェントを活用することです。自力でクライアントを新規開拓する必要がなく、本業に集中できます。
以下で、Terraformの副業案件が豊富なフリーランスエージェントを厳選して2社ご紹介します。
リモグ:週2日や夜間だけ参画できる副業案件が豊富
- 週2日や夜間だけ参画できる副業案件が豊富
- 保有している案件の全てがフルリモート可能
- 月収80万円以上の高単価案件が豊富
- 大手エージェントと比べると案件数が少ない
『リモグ』は、保有している案件の全てがフルリモート可能なフリーランスエージェントです。週2日/夜間だけ参画可能なエンジニアの副業案件も多数取り扱っています。
リモグに掲載されている案件のほとんどが直案件であるため、中間マージンが発生せず、月収80万円以上の案件が大半を占めています。
週2日、夜間だけの参画が可能なので、案件の掛け持ちによる収入アップを目指すフリーランスや副業を始めたいエンジニアにおすすめです。
レバテックフリーランス:エンジニアの登録者数No1のエージェント
- フルリモート可能な副業案件が豊富
- 担当者のヒアリングや提案が丁寧
- エンド直請け高単価案件が豊富
- ブランク期間を空けないよう調整してくれる
- 実務経験が浅いと案件紹介は不可
『レバテックフリーランス』は、エンジニアの登録者数・業界認知度No1のフリーランスエージェントです。
フルリモート可能な高単価案件が豊富で、稼働しているエンジニアの平均年収は876万円です。
Webやインフラなどスキル別に担当カウンセラーが分かれているため、マッチングの精度が高くユーザー満足度が高いです。
Terraformの副業案件例(週2日・土日・フルリモート)
フリーランスエージェントに掲載されているTerraformの副業案件をご紹介します。
週2日・土日稼働できるTerraformの副業案件例
以下の案件は週2日から稼働できる副業案件例です。
案件 | 【GoogleCloudPlatform/PostgreSQL】建設TechサービスにおけるSREの案件・求人 |
---|---|
月収 | 〜700,000円/月 |
業務内容 | 事業責任者やPdM、EMと協議しながら、サービスの信頼性を高めるための業務全般に携わっていただきます。 ・Heroku→AWSへのインフラ移行 ・監視、モニタリング環境の改善 ・パフォーマンス改善 ・脆弱性対策 ・OS、ミドルウェアなどのアップデート ・開発生産性向上のための開発フロー改善 ・AWSコスト最適化 |
スキル | ・Webアプリケーションの設計・開発・運用・保守・障害対応の経験 ・クラウドインフラ(AWS、GCP)の構築・運用経験 ・IaC(Terraform等)の実務経験 ・Site Reliability Engineeringに関する知見 |
フルリモートで稼働できるTerraformの副業案件例
以下の案件はフルリモートで稼働できる副業案件例です。
案件 | 【AWS/GCP/Azure 】ミドルウェア設計/構築の求人・案件 |
---|---|
月収 | 〜750,000円/月 |
業務内容 | ・ミドルウェアバージョンアップ対応(アプリケーション改修含む) ・新規システムのアーキテクチャ設計および構築(ミドルウェア等の技術選定/検証/導入含む) ・デプロイ/テスト/CI/開発環境の改善、開発エンジニアへの技術的な支援 ・ミドルウェアの構成管理 ・社内システム全般のインフラ導入/運用、問題が発生した場合のトラブルシューティング ・ツールや機能追加のための実装 |
スキル | ・AWS/GCP/Azure 等のクラウドインフラ構築/運用経験 ・Dockerでのコンテナ運用経験 ・Terraformを活用したIaCの実践経験 |
Terraformエンジニアが副業を始めるメリット
エージェントを経由すると高単価で稼働できる
実務経験が3年以上あるTerraformエンジニアであれば、週1日〜3日の稼働で20万〜50万円/月程の単価で稼働できます。
実際に『レバテックフリーランス』で掲載されているTerraformの副業案件をのぞくと、週2日稼働の案件平均単価は約30万円/月ほどでした。
ただし、実務経験3〜5年以上を採用条件としているケースが多く、実務経験が浅いエンジニアはエージェント経由で案件を紹介してもらうのは難しいでしょう。
トレンドをキャッチアップできる
副業を行うことで、Terraformを用いた様々な開発現場に参画することになり、トレンドをキャッチアップする機会が増えます。
副業で知識やスキルレベルを上げておくことで、本業での裁量が大きくなるなど、現職での昇給・昇格も期待できます。
フリーランスとして独立を目指しやすくなる
副業先で成果を出せば、フリーランスとして業務委託契約を打診されることもあり、独立することが可能です。また、正社員として高待遇でヘッドハンティングされることもあります。
将来的にフリーランスのTerraformエンジニアとして独立したい方にとって、副業は最も効率的なキャリアアップの手段です。
Terraformエンジニアが副業を始めるデメリット
Terraformエンジニアが副業を行うデメリットは以下の通りです。
・副業で得た所得の合計が20万円を超える場合は確定申告が必要
・確定申告をする場合は日々の帳簿付けが必要
・副業が忙しいと本業に支障をきたす可能性がある
・副業禁止の会社で副業がバレると解雇されることも
副業収入が一定のラインを超えると確定申告をする必要があります。もし、確定申告を怠ると本来徴収される税金に加え、無申告加算税が上乗せされるので注意しましょう。
また、確定申告に伴い納付する住民税の額が変動し、勤務先に副業がバレてしまう可能性もあります。副業が許可されている場合でも、副業収入の制限や申請の義務など、就業規則で定められているケースがあるので注意しましょう。